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Benの一週間(前半)
先日、R2の合格発表が行われたとのこと。合格者の方々、改めておめでとうございます。
今日は遅ればせながら合格発表記念ということで、合格者の方々や、今後Whartonを受験してみようかと考えておられる方々に、私の先週1週間の生活をご紹介しようと思います(別に知りたくないよ、というご意見もあろうかと思いますが・・・)。皆さんのWhartonでの生活のイメージ作りに役立つようであれば幸いです。 ~~~~~~~~~~~~~ <月曜日> 朝7時起床。今学期は月曜日から木曜日まで毎日朝9時から授業が入っているので、朝ゆっくり寝られないのが残念です。眠い目をこすりながら、家から徒歩3分のところにある駅からトローリーに乗って学校へ。私はCenter Cityに住んでおり通学にはdoor to doorで約20分ととても楽です。 月曜日の9時からAdvanced Corporate Financeの授業を選択しています。この授業は受講生の半数がIBやPE出身者なので、ディスカッションは理論的・学問的な話にとどまらず、実務的な視点を混ぜたかなり高度なものになり、その議論を聞いているだけで、Whartonには本当に優秀な学生が揃っている、ということがよく分かります。法律のバックグラウンドしかない私はディスカッションの内容についていくのでやっとです・・・。 午前中の授業が終わってから、知り合いの2年生とランチ。アメリカ人の彼は日本のスポーツビジネスに興味があるので、話を聞かせて欲しいと言われ、ランチを食べながら、スポーツビジネスについて語り合いました。スポーツビジネスの将来とキャリアプランについて熱い話をし、私もいい刺激を受けることができました。 <火曜日> 午後3時に授業を終えると、すぐに帰宅して宿題にとりかかります。何とか7時半に宿題を終えると、家の近くに最近できたフュージョン系インド料理屋に向かいました。今日は今学期最初のLearning Teamメートとの食事会です。私のLearning Teamのメンバーはアメリカ人2人、インド人2人に私という5人です。昨年8月のLearning Team RetreatでLearning Teamが発表されてから既に8ヶ月。人種も育った文化も、キャリアもまったく異なる5人であったため、最初の頃は戸惑いながら作業をしていましたが、今では親しくなって、こうやって食事を一緒にすることも増えました。しかし、2年生になるとLearning Teamはなくなります。このメンバーで作業をするのも残り1ヶ月。ちょっと寂しさを感じつつ、夜遅くまで盛り上がりました。 <水曜日> 朝、学校に行こうと思いマンションのエレベーターに乗ると、同じマンションに住むクラスメートと一緒になりました。イケメンのアメリカ人の彼は私の顔を見ると「うっす。おはよ。」と日本語で挨拶してきました。実は彼、日本に長いこと住んでいたことがあり日本語はペラペラです(WhartonにはLauderプログラムという、international businessと語学の両方を学ぶプログラムというプログラムがあるので、彼のような外国語に堪能な真の国際人が多く集まっています。)。 彼とはクラスが同じ、住んでいるマンションも同じ、その上すごく気も合うので今では親友。先日、彼をうちに呼んでうちの奥さんの手料理でおもてなしをしたので(私は食べていただけですが)、その御礼に来週は私と私の奥さんを彼の家での夕食に招待してくれることになりました。料理は彼が作るのか、それとも彼の彼女が作るのか?どちらにしても楽しみです。 #
by whartonjapan09
| 2008-04-04 13:21
| Ben
Benの一週間(後半)
<木曜日>
木曜日の午後はマクロ経済の授業。私はWhartonの名物教授Siegel教授ではなく、Abel教授の授業を受講しているのですが、実はこの教授も、FRB議長のバーナンキ氏と共著で本を出しているというだけでなく、連邦議会予算事務局のパネルアドバイザーを務めるなど大物です。しかも、授業はかなり面白い。名物教授以外にもこんな大物が普通に授業を教えているあたりにWhartonの底力を感じます。 今日の授業では最近のバーナンキ氏についてちょっと辛口のコメントをしたところ、学生から「Abel教授はいつFRB議長になるのか?」と質問をされ、「政治の世界には君に言えない秘密がたくさんあるのだよ。」とニヤリ。意外といつか本当に議長になっているかも? 授業が終わり、夜はCenter Cityの日本料理屋でJapan Trek Organizerの打ち上げ。135人の外人を連れての日本横断旅行は準備は大変だったけど、他のorganizerに助けられ、参加者みんなに日本の良さを伝えることができました。J-trek organizers最高! <金曜日> 金曜日は授業はありません。しかし、今日はFinance Club主催のモデリングのクラスに朝から参加しました。Excelがあまり得意でない私はExcelの使い方を学ぶのに必死で本質的なところまで理解が追いつきませんでした。しかし、こういった自主的イベントに参加している学生が多いのには驚きます。みんな意識が高い! <土曜日> Japan Trekに参加したクラスメートのGeorgeが、「今まで色んな国を旅行をしたけれど、Japan Trekという私の人生で最高の旅行を企画してくれた君たちに感謝したい」といって、私と、私と同じCohortで一緒にorganizerを勤めたOさんの2人のために自宅でパーティーを開いてくれました。10数名を招待して行われたパーティーのメイン料理はGeorgeが作ったラム肉の香草焼き。味付けも焼き具合も最高で、一緒に行った私の妻もその料理に驚いていました。美味しい料理を食べた後は、音楽かけてワインを飲みながら、「人生で最低のデートは?」なんていうテーマで延々と深夜までぐだぐだと語り続けました。 <日曜日> 昨晩遅くまで飲んでいたせいでちょっと疲れ気味。でも翌週一週間の生活をある程度楽にするためには日曜日の予習が不可欠です。しかも水曜日にはマクロの中間試験があります。ちょっと気合を入れないと、と思いつつ、ちょっと勉強をしてはすぐに飽きて、5月からフランスのINSEADに交換留学をするための準備をして現実逃避。 夜には近所のCuba料理の店で、そのINSEADへ交換留学する学生の交流会があったのでちょっと顔を出しました。INSEADからWhartonに交換留学してきている学生とも知り合うことができたので、INSEADでのお薦めの授業を聞いたりして情報収集。 帰宅してから、結局今日はマクロの試験勉強をほとんどしていないことにちょっと反省し、少し勉強をしてから、適当なところで就寝。明日からの新たな一週間に備えます。 ~~~~~~~~~~~~~ 以上が私の先週一週間です。 但し、「特定のライフスタイルを強要しない」というのがWhartonの良さなので、皆さんがWhartonに入られても上記のような生活を送らなければいけないなんてことは当然ありません。ご自身の留学の目的に合わせて、ご自分に合った生活を考えてみてください。 そうすれば、きっと充実した留学生活を送ることができるかと思います。 #
by whartonjapan09
| 2008-04-04 13:19
| Ben
合格おめでとうございます!(オッサン)
既に"おにゃお"が投稿してくれていますが、先日、2nd Roundの合格者が発表されました。
日本人アプリカントは、やはりR2がメインなので、これから各学校とも、合格者のMLが飛び交い出して、ネットワーキングも賑やかになってくる頃だと思います。 ウォートンのMLにも、素晴らしい個性の皆さんが投稿し始めてくれています。ありがたいことです。 私は今年、ウォートンのJapan ClubのPresident(クラブの部長ですね)を務めさせていただくことになり、まさにこれから、Class of 2010の皆さんをどのように歓迎しようかとワクワクしながら想いを巡らせているところです。 4/16 Thu. - 20 Sun. の間、Wharton Welcome Weekendというイベントがあり、Japan Clubとしてもブースを出す予定にしています。 http://clubs.wharton.upenn.edu/welcome/index.html その他にも、Japan Club独自で、現1-2年生が住んでいるアパートメントを見て回る住宅見学会(シティ・郊外の2コースをご用意します)や、有志での歓迎ディナーを企画しています。 フィラデルフィアは、全米No.5の都市で、合衆国建国の地として歴史的な見所も多く、バス・地下鉄などの公共交通網も発達(24h運行です!)していますし、何よりレストランがかなり充実しています。(ステーキハウス、イタリアン、メキシカンをはじめ、中華・Korean・日本食もバッチリです。ブラジリアン・シュラスコの一流店や、キューバ料理のお店もあります。私はかなりの食道楽なので、こちらの方面はお任せください。) お仕事の関係で、なかなかこの時期にアメリカの東海岸まで来れない、という方もいらっしゃるかとは思いますが、もし来ていただければ、Clubを挙げて歓迎させていただきます。 それと、私が言うのもなんですが、ウォートンの仲間は本当に素晴らしい。特に、学校選びで迷われている方は、是非、彼ら・彼女らに会っていただきたいです。もちろん、Japanのメンバーは最高(awesome!)です。 リソースの豊富さ、アカデミックの強さ、様々なOpportunity、そして抜群のステータス… アメリカのB-Schoolに来られるのであれば、是非「現地」でのウォートンを体感してください! なお、Welcome Weekendに来られない方についても、ML等を通じて情報提供・サポートは随時させていただきますので、遠慮なくご相談ください。 また、5月下旬には毎年恒例のアラムナイ総会(東京)もあり、帰国している現2年生(卒業後)と1年生(インターン中)も何名かは参加してくれると思いますので、そこでも直接お話しできれば幸いです。 私は、5月は南米プログラムに参加するため1ヵ月不在にしますが、6・8月は半分くらいフィラデルフィアに居ると思いますし、7月はNY(Phillyから電車で1時間半くらいです)に居ますので、渡米後に何か困ったことがありましたらご連絡ください。 では、お会いできるのを楽しみにしています! #
by whartonjapan09
| 2008-04-01 12:18
| オッサン
Japan Trek 2008 (TOM)年ですね。 重度の時差と疲れからトレックから帰国して2週間、ほとんど使い物になりませんでした。特にこの3-4日は同僚のM.K.氏から移された(本人の性格にも似て)タチの悪い・濃いウィルスにより朦朧としていました。と、長い間の無投稿を闇にほうりながら久々に登場させて頂きます。 やっぱりJapan Trek。 本当にみんなお疲れ様でした。特にリーダーを買って出てくれたPunk。 この良く言えばとんがった集団を本当に良くまとめて、結果に結び付けてくれました。ありがとう。ロジ班&シンは出発前&ツアー中、もの凄い負荷を文句も言わず頭がさがりました。 このトレックは2年間のMBA生活の中でも本当に思い出に残るイベントとなると思います。あれだけの多くの同僚と知り合い、語り合い、飲み、歌い、踊りまくる。今年Whartonへ入ってこられる人たちにも是非ともお勧めしたいイベントの一つです。 特に印象深かったことを挙げさせてもらいます。 広島の原爆資料館で、目に涙を浮かべて見入っている生徒たち。同僚から聞きましたが、鶴を折って捧げたいと言ってくれた女の子。この資料館はアメリカにもアメリカの資金で作るべきだと熱くかたるアメリカ人。純粋に歴史を知ってもらい考えてもらう機会を作ろうという意図での訪問でしたが、われわれ日本人が感じるのと同じぐらいそれぞれが受け止めていたようです。自分も核兵器廃絶もあるが、その前に戦争自体を認めてはいけないのだと再度強く思いました。 トヨタ訪問。良く授業にも取り上げられる製造プロセス管理の素晴らしさ。 そしてそれを可能にする従業員の勤勉さ & 一丸となって日々改善を目指す企業文化。 みな口をあけて感心して見とれていました。トレーダーの一人は今からでもGMを空売りしてトヨタを長期で買うと宣言していました。 箱根。大宴会場が全員浴衣をきた総計150人、約20カ国に渡る学生で埋め尽くされ、一つになった夜。 止まった宿は恐らく来年 出入り禁止確実ですが、盛り上がりました。出し物のひげダンスも大盛況。やはりわかりやすい笑いが一番のようです。“Enkai(宴会)”という単語は皆覚えた模様です。Tak, あのわかりやすいストレートな芸は素晴らしかった。本当はちょっと不安だったんだけどね。お疲れ様! 高度な食物アレルギーを持っているため外国に行ったことのない女性、盲目ながらツアーに参加してくれた男性。オルガナイザーのみならず、周りの全員がサポートして彼らも大変楽しんでくれたようです。Benは本当に良く彼らの面倒を見てあげてたよね。私なら途中で放り出してしまうと思います。感心させられた上に、自分の小ささを見てしまいました。ありがとう。 そして、皆からの言葉。最後の夜、多くの学生が抱き合いながら言ってくれました。“本当に日本が好きになった。自分はもう一度自分の足でこの国に来るつもりだ。”“この旅は自分のMBA 2年間の中でも最高の経験だ。僕は、こういった経験をするためにMBAに来たんだ。ありがとう。” “ラーメン旨かった。(品達の黒い豚骨ラーメンを最初は抵抗しながら食べていた奴)” #
by whartonjapan09
| 2008-03-29 01:44
| TOM
サクラサク-2nd Round合格発表(おにゃお)
キャンパスの桜がほころび始めました。
今日は、2nd Roundの合格発表でした。 合格された皆様、おめでとうございます! Wharton日本人学生一同、心よりお祝い申し上げます。 米国景気が悪化し、受験生が大幅に増加したと思われる中、 厳しい競争を制し、見事、栄冠を勝ち取られました。 受験を決意されてから、この日まで、 長い道のりだったと思います。 皆さま一人、一人の個性が、Whartonが誇る宝であり、未来です。 4月中旬のWelcome Weekendに、是非お運びください。 総出で歓迎させていただきます。 Waitlistになった方。 まだ戦いは終わっていません。 決して諦めないで、最後まで粘ってみてください。 Waitlistから繰り上がった学生に共通しているのは、 誰にも負けない熱意と努力でした。 残念ながら不合格だった方。 皆さんと今年ご一緒できないことは、とても残念ですが、 できれば来年、またチャレンジしてみてください。 我々同期には、リアプリカントが何人もいます。 皆さまのご健闘に、在校生一同、大きな拍手を送ります。 #
by whartonjapan09
| 2008-03-28 08:22
| おにゃお
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