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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


INSEAD通信① (オッサン)

INSEAD通信① (オッサン)_a0106603_084664.jpg期末試験がスタートしたばかりのウォートンを後にし、5月5日、ついにFontainebleauへやって来ました。
いよいよINSEADでの2ヵ月間の交換留学生活がスタートです。
振り返れば、2007年6月に初めて渡米してきた頃には、まさかフランスにまで勉強に来ることになるとは思ってもいませんでした。

「思えば遠くへ来たもんだ 今では女房子供持ち
 思えば遠くへ来たもんだ 振り向くたびに故郷は
 思えば遠くへ来たもんだ 遠くになるよな気がします
 思えば遠くへ来たもんだ この先どこまで行くのやら」(海援隊)

全然フランスのイメージとは合いませんが… Never mind.

INSEAD通信① (オッサン)_a0106603_093332.jpgご存じの通り、INSEADは1年制のMBA Programで、"International" かつ "Sociable" なStudent Bodyで知られています。
1970年代にアジア・ビジネス・プログラムを設けるなど、早くからビジネススクールとしてのグローバル戦略に目を向け、特に2000年以降は、シンガポール・キャンパスの開設やウォートンとの提携などをテコに、"The Business School for the World" を標榜しています。
また近年は「ブルー・オーシャン戦略」の総本山としても知られ、様々な面で米国MBAやLBSなどとの差別化に成功していると言えます。

フォンテーヌブローは、フィラデルフィアと比べると随分田舎で、街自体は不便&退屈なんですが(やっぱり私はすっかりWhartonite!)、INSEADには良いところもいっぱいあります。

1) 緑に囲まれた、ゆったりとした環境!
オープン・エアの中庭、テラスなどの空間が贅沢に設けられています。5-6月は特に気候も良いせいか、非常に爽快です。

2) 学内のカフェ&レストランが充実!
コーヒー&紅茶は無料で提供されていますし、カフェのクロワッサンやバケットがとても美味しいです。また、レストランでは各種の肉・魚や、インド・イタリア料理をはじめとするバラエティ豊かなメニューが楽しめます。デザートも見るからに美味しそう。バーでは昼間からビール、ワイン、各種リカーが飲めます。
グルメという点では、残念ながらフランスvs.アメリカで勝ち目はありません。

3) ユーラシア大陸を中心とした、様々な国からの超Internationalな留学生!
ウォートンも非常にInternationalな学校だと思いますが、とは言え〇〇系アメリカ人(いわゆる2世やそれに近い人)が多いのと、高校・大学時代からアメリカに留学している、または社会人になってからアメリカで働いているという連中も大勢いるので、ピュアな留学生という意味では若干比率が下がります。
その点、INSEADでは80%以上がピュアな「留学生」と言え、かつ彼(女)らの英語力も大半は「第二言語」としてレベルが高いに過ぎません。英語が下手で知られる日本人留学生としては、ある意味、非常に親近感が持て、居心地の良い環境だなと感じます。
by whartonjapan09 | 2009-05-06 23:55 | Nobu
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