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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


The last class, the last exam (オッサン)

オッサンです。
ついにウォートンでのMBAカリキュラムは全て終了しました。

Tue., April 28th - the last class
最後の授業はLGST802。このクラスは本当に苦しかった。毎回、付いていくのがやっと。というか、Final Exam(4/9に実施済)の出来を踏まえると、やや落ちこぼれ気味だったことは否めない。Pass/Fail(Gradeが付かない)にしておいてよかった。
最終日はチームでのプレゼンテーション。Global Comperative Lawというお題で、Learning TeammateのAdam(アメリカ人)、GIPで仲良くなったDarima(モンゴル人)、そして我らがスリーダイヤモンド・バンカーのTedと4人で、日本のCorporate Lawを取り扱った。
教授から "Very good presentation" とお墨付きをもらった上、私が発表した「ブルドック・ソース」の敵対買収防衛策のケーススタディについて "The Bull-Dog case was very interesting, useful" とお褒めの言葉をいただいた。これはひとえに、プレゼンのアウトラインを固めてくれたAdamとTedのお陰です。感謝。

Fri., May 1st - the last exam
最後のテストはINSR823。このクラスもしんどかった。ただ、Midterm Examはそこそこ良かったので安心。本来、Final Examは試験期間中の5/4に予定されているところ、その日からINSEADの授業が始まるため、個別にMake-up Examを事前設定してもらった。
Insurance Departmentの個室で、一人きりで3時間格闘。正直、かなり難しかった。というか、完全にヤマが外れてしまった。過去ウォートンで受けた試験の中でも、1-2を争うくらいの出来の悪さ。最後の最後でコケてしまった。Midtermでの「貯金」はすっかりチャラになってしまったことだろう。
とは言え、これで全てが終ったわけで、爽快感&開放感はひとしお。

こうして、1年10ヵ月に及ぶウォートンでの悪戦苦闘は幕を閉じました。
あとはGraduation Ceremonyを残すのみです。その時、私の胸に去来するものは一体何なのか… 自分自身でもまだ想像がつきません。

実は卒業式の夜、Class of 2009の日本人約20名で集まることになっています。きっとこのメンバーがフィラデルフィアで一同に会すのは、最後になることでしょう。仲間たちがこの2年弱を振り返り、どのように総括するのか、各々の想いをシェアできる機会を楽しみにしています。
一つだけ言えることは、この期に及んで "Justification" は要らないということです。私が仲間に伝えたい、そして彼(女)らから聞きたいのは、真摯な "Self Awareness" なのです。もちろん、この2年間が充実したもので、想像以上の成果を得られたなら、その自信を胸に更に飛躍すればいいし、逆に、何かしらの心残りや後悔があるなら、それらを直視・分析して次のステップへ繋げる必要があります。おそらく、100点満点という人はいないし、全くの0点という人もあり得ないでしょう。とにかく、自分にとってこの2年間が何だったのかをウヤムヤにしてはいけないし、このことを、2年間ともに歩んだ仲間と真剣に議論できる唯一の機会ではないかと思います。
by whartonjapan09 | 2009-05-02 01:38 | オッサン
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