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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


Dean Robertson's Small Group Lunch(オッサン)

先日申し込んだLotteryに当選したため、今日はDean主催のSmall Group Lunchに招待されてきました。
今回は2年生メインで、学生側は20名。学校側は学長のThomas Robertson、おなじみ副学長のAnjani Jainのほか、学長が今年7月に古巣のエモリー大学から引っ張ってきたKembrel Jones(副学長代理でStudent Life担当)も居ました。

Dean Robertson\'s Small Group Lunch(オッサン)_a0106603_2475497.jpgこのRobertson学長、我々と同じ2007年にウォートンに来たのですが、今一つ存在感が薄い(Anjaniにキャラ負けしているだけという話も…)ということで、今年に入っていろいろテコ入れを考えているようです。腹心Kembrelを連れてきたのもその一環。ここでもアメリカン・ビジネスの典型的な一側面を見る思いです。
さて、彼の前職がエモリーのゴイズエタ・ビジネススクールの学長、その前がロンドン・ビジネススクールの副学長だったことまでは知っていたのですが、実は以前ウォートンに10年も居てMarketing Dept.の主席教授を務めていたとのこと。ついでにVitaを調べてみると、何とKelloggでコトラーに師事し、MarketingでMAとPhDを取っているバリバリのMarketing Facultyであることが判明。全然知らんかった…

学長とのQ&Aでは、ウォートンのブランド向上、現下の就職事情を踏まえたキャリア・サポート強化、Facultyのクオリティー・コントロールなど、様々な問題が取り上げられました。学生側の意見は、現状の不満というより「愛校心」ゆえの改善提案というものが多く、議論も白熱。
「ウォートンのEntrpreneurshipのプログラムは素晴らしいのだから、もっとアピールすべき」、とか「卒業してからも "WebCafe"(クラスノートなどの教材がuploadされているデータベース)にアクセスできるようにAnnual Membershipを販売して欲しい」などなど。
私が議題に上げたのは、Visiting Professorの「質」の問題。昨年のAdvanced Corporate Financeといい、今年のCompetitive StrategyやMarketing Strategyといい、正直、Wharton Standard(および他校に比して高額な授業料)に見合うものとは言えない感じです。Visitingに関しては、Course Evaluationによる学生側からの選別も働かないし(どちらにせよ短期在任なので)、その年に外れクジを「引いたもの負け」になってしまっています。
ちなみにこの点に関しては、他の参加者からも同じような批判があったため、学長より「該当の教授名を、コメントとともにアンジャニ宛にメールで送ってくれ」という指示がありました。出ましたアンジャニ。学長からの特命を受け、大きく首を縦に振り、「そうだ、送ってくれ」と鼻息を荒くしていました。

Dean Robertson\'s Small Group Lunch(オッサン)_a0106603_249778.jpgちなみにアンジャニ絡みでもう一つ。
冒頭の自己紹介タイムで、「ウォートンでこれまで最高の経験」として私が「総勢150名が参加したジャパン・トレックが大成功だったこと」とコメントした際、ちょうど遅れてやって来てたアンジャニが席に着くなり「Oh-, Japan Trek! One hundred fifty!!」と調子よく相槌を打ってくれました。

あ、学長主催のランチだったのに、結局アンジャニ話で終わってしまう…

(ちなみに動くアンジャニが見たい方はコチラ↓)
http://feedroom.businessweek.com/?fr_story=7cceec8db649e633c999a3ab2db1399f03d8105a&rf=rss
by whartonjapan09 | 2008-10-22 12:24 | オッサン
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