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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


Eco Tree(TOM)

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あけましておめでとうございます。 2008年、皆さんにとっても良い、そして刺激ある一年になるように祈っています。

ちょっと遅い報告になってしまいましたが、クリスマス時期にNYへ行ってきました。遠出はできなかったので近くでクリスマス気分を味わおうと、NYにてきれいに着飾った街と日本食を堪能してきました。

NYのクリスマスというとやはりロックフェラーセンター前のツリー。今年はいろいろな色に輝くライティングでてっぺんにはスワロフスキーという豪華さ。本当にきれいでした。今年のツリーは世相を反映して“エコツリー”と呼ばれています。コネチカット州から選ばれた25.6メーターにもなるドイツトウヒという木で、電飾には省エネの発光ダイオードを使用して例年のツリー電力の3分の1。その電力も多くを屋上からの太陽電池パネルから供給。ツリー自体は再利用プランがしっかりできているということです。アル・ゴア氏のノーベル賞受賞は賛否両論のようですが、環境問題は名物ツリー設置でも無視できない問題みたいですね。

それにしても、そのロックフェラーセンター前はありとあらゆる国の人間のるつぼでした。聞こえてくる言語はフランス語、ポルトガル語、日本語、スペイン語、中東系、インド系、、、、。これ程の数の国の人間を一度に引きつける場所というのは凄いものがありますね。エジプトのピラミッド、京都、エッフェル塔‥色々考えてみましたがここまで一か所にこれだけの人数が集まることはないのでは無いかと思います。まさに、ありとあらゆる人のごった煮でした。国の違いだけでなく見渡すと観光客目当てに物乞いをしている人から、いかにも金持ちのリムジンから降りてくる人まで。ここはまさにアメリカそのもの何だなと思いました。これが、アメリカの凄さでもあり厳しさなのだな、ときらびやかに飾られたツリーを見ながら妙にしんみりしてしまいました。 このケオスとも言える状況で社会が成り立って、個々のアイデンティティーが独自にそして互いに影響しながら生活を営んでいる社会なのだなと。日本も格差社会に突入したなどと言われているけれど、いつかこんなことになるのかな? 均一性を欠いた社会は非情なルールというものを必要とする社会なのだろうな~。住みにくそうな社会だな~。日本は日本であってほしいな~。などと場所柄もなく考えこんでしまいました。
by whartonjapan09 | 2008-01-02 07:14 | TOM
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