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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


どうでもいいですが・・・。 (シン)

勉強から逃避してたらフッと感じたのでちょっと。

先日、学校に行く途中に何人かのクラスメートに会った。「どこ行くんだ?」っと聞かれたので、「学校」っと答えた。反応はみな共通で「休みなのにか?」というものであった。そりゃ、そ~だろ~よ!休みだろうが、やらなきゃ追いつけない部分もあるんだから、やるしかないだろ~よ!…、でもね、ちょっと待てと。この会ったというクラスメートは、一人アメリカ人もいたけど、他はネイティブの奴らじゃなかったな~…。奴らは大丈夫なのか?それとも、やっぱあんまり気にしてないのかな、勉強のことは?Whartonに来ている奴らは、みんな本当に優秀だけど、勉強しなくてもできちゃう奴なんて世の中にはめったにいない。ここに来ている目的は人それぞれ違うだろうし、だから勉強に対するプライオリティの置き方も人それぞれあると思う。でも、平均するとやっぱり日本人はよく勉強している方だと思う。っと、考えていると、この違いはやっぱり日本人の生真面目な気質から生じているものなのか!?っと思ってしまう。

この間、コホート対抗のFlag Footballを見に行ってた時、生まれて初めて本物の雪を見るとはしゃいでいた、おじさんのくせに何とも愛くるしいおじさんインド人からこう聞かれた。「何で日本はあんなにすごい技術あるの?」っと。戦後の一貫した経済成長への努力、資源の問題、アメリカとの同盟関係等々、色々と理由はあるかもしれない。でも、日本人のコツコツと頑張れる生真面目な気質というのも一つの答えだと思う。こっちに来て、教材で取り上げられる日本の企業といえば製造業のどれかしか出てこない。教材に出てくる企業のレベルになると、もう日本的カルチャーがどうのこうのというレベルを超えてるし、各社それなりの独自の強みというのを築いているように思う。でも、ここまでの製造業への偏りを目の当たりにすると、やはり日本人が得意としていること、向いていること、というものが浮き出てくるような気がしてくる。逆に、プロフェッショナル・ファームのよう分野では外国組の方が全然強いし、それらの産業は生真面目な気質の持ち主がなかなか勝者となれない面があるのかもしれない。

まっ、最近は変わってきているようにも感じるが、日本人のこの気質はそう簡単に変えられるものでもないし、逆にやり方によっては強みとしても活かせるものだろうから、それをどう活用していくかを考えた方がいいのかも。っということで、勉強に戻ろう。

頑張ろっと。
by whartonjapan09 | 2007-12-15 13:53 | シン
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