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One play at a time. (タク)
タクです。
今回は「腹筋メール」を紹介したいと思います。おいおい、また骨太系の話かと思われるかもしれませんが残念ながら、Yes、その通り。でも紹介しちゃいます。 僕は商社での仕事とは別に社会人のクラブチームで合計8年間Footballを続けたのですが、幸運にも常に日本一を狙う二つのチームでPlayすることができました。商社での仕事はFootballとは全く関係なかったので、時には出張からOver Night Flightで帰ってきてそのまま試合に直行したり、普段も手抜きなく降り注ぐ仕事を終えて夜の1~2時からジムに通ったりと非常にタフでしたが、Take Awayもたくさんありました。 「日本一を狙う」と口に出すのは簡単ですが、スタッフも含めて一チーム総勢100名以上の気持ちを、シーズンを通して常に「本気」の水準に維持するのは大変です。そんな中、同期で当時キャプテンをつとめるやつから提案がありました。 「毎日自分で決めた回数腹筋をして携帯メールで報告し合わない?言い訳なしで。」 クラブチームですから、選手のバックグラウンドもさまざまで、自営業者あり、僕のように普通に企業で仕事をする人ありと、週末フィールドで顔を合わせる以外はみんな全く別の世界にいます。唯一共有する時間は週末の二日間のみ。例えば金曜日忙しくて土曜日の朝まで仕事をし、そのままグランドに現れると言うメンバーもいます。そしてそのまますぐに練習へ。フィールドでのPerformanceはどんなにコーチがいいメニューを準備していても結局本人次第です。 大半が働き盛りの20代の選手たちは仕事も本気、練習への気持ちの切り替えにも時間がかかります。そうこうしている間に土曜日の練習が終わり、気がついたら日曜日。前日の反省をいかしネジを巻いて練習。。こんな繰り返しをしているようではクラブチームでの日本一はままなりません。試合は決まった時刻に始まり、フィールドでは相手は自分の調子がどうだとか、仕事が忙しかっただとか、当然そんなこと関係ナシで自分に向かってきます。同じリーグには社員でチームを構成する実業団もあり、そういったチームは大事な試合の前には一週間仕事を休んで合宿してたりするくらいですから。毎回「はい、今この瞬間に君の100%出して」と言われているに等しいのです。「腹筋メール」は毎日が忙しく、気持ちの切り替えが下手ですぐにサボりたくなる僕にとっては貴重な存在でした。毎日チームメイトから携帯に時間と所にかまわずブルブル!!とメールが届きます。しかも登録しているMemberすべてから。 「接待で山ほど飲まされたけど、帰って腹筋○○回やりました!これから寝ます!」 「徹夜で仕事してしまったので昨日の分を昼休みにこっそり会議室でやりました!」 「夜目が覚めてしまったので次の試合での勝利イメージで追加腹筋やりました!」 などなど。ちなみに僕が自分に課していた腹筋は一日最低50回。やり終えるのに3分もかかりません。正直これをやることで肉体はほとんど鍛えられなかったと思います。効率を考えてもジムに行った時にちゃんと計算されたメニューをやった方がいいわけです。さらには夜中まで仕事をしたり、飲んで酔っているのであれば早く寝たほうがいい。腹筋やるくらいなら明日の大事な仕事を少しでも片付けたほうがいい。やらない理由は簡単に、そしていくらでも見つかります。 でもうちに帰ってソファでウトウトして、ベッドに移動しようとするとブルブル!「お、腹筋メールだ。俺まだやってないわ。。危ない、寝てしまうとこだった。。。」そしてメールを受け取るたびに「あ、俺は日本一を目指すFootball Playerだ。仲間とそういう時間を共有しているんだ」と思ったりするのでした。こういった日々の積み重ねを通じ、普段全く別世界に住むチームメイトと今までずっと一緒にいたような一体感を感じるようになり、そんな仲間は僕の財産となっていきました。 さらにこれを半年、一年と続けるうちに、なぜか不思議な自信みたいなものが生まれてきます。ほんの小さな一歩を積み重ねるとはまさにこのことだと、今ではなんか確信のような、信念のようなものになっています。特に忙しくて自分を見失いそうになるときほど思い出すようにしています。人が一度にできることは限られてますからね。結局Footballを引退した後も、MBA受験中も「毎日必ず腹筋!」をやり続けてしまったのでした。。。 Pre-Term開始から既に3ヶ月が過ぎました。Whartonにきたからっていきなり自分が別人になるわけないなんて知ってたけど、同級生のアメリカ人たちはSupermanばかりで自分を異次元へ連れて行ってくれる、、、そんなことないなんて、はなから知っていたけど、少しは自分を成長させれているかなぁ。。。 このBlogも後で読み返したらこんなにたくさんTake Awayがあったと言えるように、「腹筋メール」の精神でちゃんとUpしていこうと思っています。 ちなみにこの「腹筋メール」、今ではチームの選手だけにとどまらず、トレーニングの必要ないトレーナーやスタッフ、そして他のチームや他の競技の選手にまで普及しています。
by whartonjapan09
| 2007-11-09 15:00
| タク
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