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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


Sports Business Club

Benです。

久しぶりの更新になってしまい、申し訳ありません。

この2週間、実は振り返ってみると学生生活ではあまり変化がなかったような気がします。いい意味でも悪い意味でも落ち着いてしまって、日々がただ淡々と流れていました。唯一の変化はようやくClubに入ったことでしょうか。入った Clubの一つはSports Business Club。Sports Businessに転職する学生を対象にしているクラブで、実際に2年生にも来年NBAに就職する予定の学生がいたりします。僕も日本でプロ野球選手の代理人や、その他Sports Business関連の案件を担当しており、今後もそういった仕事を続けたいと考えていることから、このクラブに入部することにしました。

ところで、Sportsといえば、先ほどBoston Red Soxがワールドシリーズの進出を決めました。2004年にバンビーノの呪いを解いてワールドシリーズを制覇し、今年もまたワールドシリーズ進出。ここ数年のBostonの成績は素晴らしいものがあります。

ではBostonはなぜそんなに強いのでしょう?ラミレスやオルティズを中心とした破壊力抜群の打線があるから、カート・シリングやベケットなど、すばらしい投手陣がいたから。色々な見方があると思いますが、Bostonにはこれらの選手と同じくらい重要な欠かせない人物がいます。それはGMのTheo Epstein。彼は2004年にGMに就任し、チームの改革を進め強豪を作り上げますが、驚くべきことに彼はGM就任時まだ28歳でした。若すぎる、といった批判を受けますが、彼は統計学を駆使して、毎年確実に勝つことのできるチームを作り上げました。それまで各チームが直感に頼って運営されていたところに、彼は科学と頭脳を持ち込み、アメリカのスポーツ界に大きな衝撃を与えたのです。今では各チームがMBAや弁護士の優秀なGM候補を探しているほどです。

そんなEpsteinと僕には共通点があります。それは彼も僕も弁護士であるということです。同世代の同じSports Businessに関わる弁護士として、Epsteinは僕にとって憧れの存在であり、また(かなりおこがましい言い方ですが)ライバルでもあります。

Epsteinとは違った形になると思いますが、僕も僕なりのやり方で日本のSports Businessの発展に貢献をしたいと思っています。そのためにも、Sports Business Clubには真剣に取り組むつもりです。
by whartonjapan09 | 2007-10-22 14:25 | Ben
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