Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
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Case Study: Yaohan (Ted)

Tedです。

今年の冬休みは遠出の予定もなく、Philadelphiaでのんびり過ごしているのですが、クリスマスが去ってふとカレンダーを見るともうすぐ正月。でもおせち料理がない!ということで、年末押し迫る中、ドライブも兼ね渋滞に巻き込まれながらNJのMitsuwa Marketplaceへ出向き、大量の日本食&おせち料理を買い込んできました。Mitsuwaはいつも日本人以外のアジア人と日本人の比率が半々くらいという印象でしたがその日は日本人と思しき家族で賑わっており、一緒に連れて行った娘は『あ、日本人がいるよ!』とでかい声を発し周囲を指差していました。そりゃあPhiladelphiaにいると日本語の会話聞くことも少なくて寂しいのかもしれないが、親としてはちょっと恥ずかしい。。。

そんなこんなで買い物を終えて帰ってくる途中、Mitsuwaについていろいろ考えていました。前身はヤオハンという名称だったが、確かヤオハンは倒産したと聞いた。なぜだろう?結構賑わっているように思えたし、以前西海岸に住んでいた時によく訪れたMitsuwaも、人気があった。バブル時代に、コア事業外の不動産投資でやられたからだろうか?ちょっと知りたくなって、Web上検索してみることに。

どうやら中国を始め、積極的な海外展開を行なうにあたり、以前に失敗したブラジル進出の実績が尾を引いて銀行など金融機関から資金調達が難しくなり、転換社債を大量に発行して資金調達をし事業投資したが、投資先事業の不振に加え、株式市場の低迷、そして同社の信用不安説が一層自分の首を絞めることになり、転換社債償還に支障を来たし、97年に資金繰難で破綻したとのこと。銀行で働いているとよく聞くような話で、自分が入社後に新橋/名古屋の営業店で経験した企業取引を思い出しました。こういうときの銀行員としての判断って非常に難しいものがあり、つまり『金を貸せば企業は資金繰難を一時的に解消できて生き延びるかもしれないが、それって本当にその企業の経営者、その企業の従業員、その企業の取引先、そして社会にとって正しいことなのか?万が一、貸付が回収不能となった場合の銀行に対するインパクトは?』というテーマに苦しめられます。もちろん、最終的な融資判断は自分のラインの上司たちや審査部、時には銀行の役員も巻き込んだ、銀行としての「総合判断」ではありますが、とは言え、担当取引先からの細かい融資依頼を言われたまま何でもホイホイ持ち帰ることは出来ないため、ある程度の『前裁き』が必要であり、その際、担当取引先経営者との交渉が必要な場合があります。自分も入社後、4年はそういう現場にいましたが、ここ数年はすっかりそうした『綱渡りのプレッシャー』を忘れていました。ビジネススクールにいると、不意にも「起業するのって楽しそうだな」と思ってしまいますし、学校の経営者のレクチャー聞いていても「いやな上司とかに毎日仕えるより、自分がやりたいことをやると言うのはおもしろそう」と考えてしまいますが、起業後に会社を軌道に乗せ、存続させるというのは大変だし責任重大である、また日本と米国だと『失敗』に対する考え方が異なるため、米国のビジネススクールでは『リスクをとって起業してみよう』という風土がありますが、現実日本でそうしようと思っても相当な覚悟がいるな、とも思います。

ちなみにヤオハンが経営破たんした時の経営者・和田一夫氏(:ヤオハン創業者夫婦の長男)は、70歳を過ぎた今でも自分の失敗経験をもとに経営コンサルティングを行っているようで、中国と福岡県を中心に活動をしているようです。ヤオハンが海外に展開する際もそうでしたが、なぜ和田一夫は中国にこだわるのかな、と不思議でしたが、同氏のHPを見ていると同氏は「日本は戦後、中国が下した決断が無ければ、ドイツのように分断されていただろう。中国には今でも感謝している」と考えているようです。また同氏のHPを更に見ていると、「起業、そして経営に大事なのはどんな困難も乗り切れるような熱意、そして取引先・パートナーとの信頼関係」とのことです。やはり、経営者たるもの、熱意とbeliefがなければいけないんだな(:ベクトルが正しいかどうかは別問題として。。。)、と改めて感じました。

ちょっと長くなっちゃいましたが、授業も終わっていろいろ考える時間が出来たからということで。
大晦日、Penn's Landingであがる花火が楽しみです。
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by whartonjapan09 | 2007-12-31 00:23 | Ted

US-1 (Shu)

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淡々と続く一本道。左右は海に囲まれ、さえぎるものは何もない。
聴き流していたラジオも、いつしかポップスからクリスマスソングに変わっていた。

KeyWestへ行こう。KeyLargoでダイビングを終えた瞬間そんな考えが浮かんだ。
見知らぬIllinois出身の親子とバディを組み、透明度の高い珊瑚礁で
サメや伊勢海老、ウツボに会い、気が浮かれていたのかもしれない。
MiamiからKeyLargoまで来たのだからもう少し足を伸ばしてみよう。
何にも縛られないMiamiでの自由な1週間。思ったらまずは行動してみよう。
アメリカ最南端でのいくつもの島を超えてのドライブ。
約4時間、頭をからっぽにして走り続けた。

道中、夕陽を眺めながら色々なことが思い浮かんだ。
モルジブでのマンタ、グレートバリアリーフでのニモ、
サイパンでのブルーホール、バハマでのジェームスボンドの沈没船。
各国でのインストラクターとの出逢いが懐かしく感じられる。
大学時代、サッカーに明け暮れた頃。
ツートップのパートナーを組んだ今は亡き医学部生のKのことも思い出された。
マイペースでボールを離さないドリブラーだったけれど、
不思議と彼のプレースタイルには人を惹きつける何かがあったなと。
そして家族のこと。20年前、自分は両親の運転する車の後部座席から
今自分が運転しているセブンマイルブリッジを眺めていたのだなと。
正直正確な記憶はないが、あの頃と景色は何も変わらない気がする。
また20年が経ったが、自分もまたあの頃と性格は何も変わっていない気がする。
学校、スポーツ、音楽、旅行。
何もかもが未知で新しく、全身全霊でぶつかって突き進んでいた。
もしかしたらあの頃のときの方が人一倍努力をしていたかもしれない。
Whartonで約半年の生活が過ぎたが、
どこかで自分自身妥協して線を引いていたのかもしれない。
また中途半端に物事を考え、自分の進むべき方向感を間違えていたのかもしれない。
これからは、勉強、スポーツ、課外活動等、
自分自身しっかりと考えて、できるところまで精一杯努力してみたい。
また20年後に自信を持って振り返ることができるように。

「Thank you!」
この一言だけ教わって米国に来た20年前。
最近Web上で思春期をともに過ごした親友の名前を検索していたら、
たまたま見つかり小さな喜びを感じた。
彼はアメリカで弁護士になったのだろうか?
大学までは毎年クリスマスカードを交換していたが、その後途絶えてしまっている。
来夏はChicagoへ行こう。懐かしのGlenviewへ。
今日US-1で感じたのと同様に、懐かしい感覚と新しい発見に出逢えるかもしれない。
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by whartonjapan09 | 2007-12-25 13:52 | Shu

Chance (Mia)

Miaです。

Takの投稿に便乗してわたしも「機会」についてひとこと。
Q2で私のクラスのStrategyの教授だったSarahが最後の授業でこんな言葉を贈ってくれました。

 「Chance favors only the prepared mind」 -Louis Pasteur

私たちがMBAで学んで卒業してまたビジネス社会に戻ったときに、というような文脈でのアドバイスだったと思いますが、Takやその他の同級生ともよくこの話題については話します。
 チャンスは、その用意をしている者にのみ訪れる、逆に言うと、チャンスって日ごろからその用意をしていないと、それが訪れていることに気づかずに、ポロポロ手の隙間からこぼれていってしまっているってことあるのではないでしょうか。Takによると、実はその先があって、チャンスには気づいたとして、それを実際につかむことができるかどうかがまた次のステップということらしいですが。確かにおっしゃるとおり。
チャンスに気づくこともそれを自分の手でつかむこともthe prepared mindの部分では共通なのではないかと思います。もちろん意識をしていなければ、それに気づくことはないだろうし、仮に気づいたとしても、用意をしていなければ動けない、アクションがとれなければチャンスはまたスルスルって逃げていってしまいますよね。

1セメスターを終えて、自分自身、たくさんのChanceに気づかずにmissしてしまったのではないかと反省しています。
ディスカッションの授業なのに、発言できずに英語のヒアリングの授業になってなかったか、クラスやラーニングチームにもっと積極的な関わり方、貢献の仕方があったのではないか、教授陣やゲストスピーカーともっと話し合ったり、企業のセミナーやフォーラムなどにもっと参加したりすることで自分の視野を広げることができたのではないか、などなど。すべて自分自がPrepareできていなかったことが原因である気がします。

2セメスターはここのところ改善するべく、頑張ろう!
間違いに気づいたらすぐ直そう!これもアメリカにきて学んだこと。こちらの人は切り替えるのがとても上手。「Make mistakes? Then, fix them.」ProfessorのSarahもStrategyを考える上でのいろいろな理論やフレームワークを教えていながら、最後の授業で、「あなたたちが現実の社会で、これらの理論が使えないとおもったなら、変えちゃって!」と事も無げ。教えられたことをまじめに受け取ってしまいがちな日本人の私にとってはびっくりですが、このスピード感とフレキシビリティがアメリカらしさのひとつの側面かもしれません。

先日偶然にApplicantの方と話す機会があり、1年前、自分もこの時期、ぎりぎりまでエッセイに没頭していたな、と思い出しました。あのころ思い描いていた今の自分は、もうちょっとカッコよくなっているはず、でしたが、実際はこんな感じでまだまだ理想の自分には遠く、Tedの言っていたとおり、自分のあるべき姿やアイデンティティに悩み、考える毎日です。でもここに来なければ、こんなことに気づくことも、考えることもなかったかもしれないわけで、それだけでもここにきた、このチャンスをつかんだ価値はあったとおもいます。そして何より、こんなことを純粋に話し合える仲間に出会えたことが今年の大きな収穫です。Applicantのみなさん、エッセイ提出前の今が一番大変な時期だと思いますが、自分自身でthe prepared mindであると思えるなら、おのずと結果もついてくると思います。みなさま一人ひとりにとってよい結果になることをお祈りしています。

 Class of 2009 Japanのみなさま、今年は大変お世話になりました。短いWinterBreakですが、各々、十分にEnergyChargeをしてまた2セメスターで元気にお会いしましょう。

 Have Happy Holidays!!
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by whartonjapan09 | 2007-12-23 07:03 | Mia

Tie (タク)

タクです。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

これはとある会社の社訓なのですが、僕はこの言葉がとても気に入っています。これほどPositiveで自分を鼓舞し続ける言葉はないなぁと思い出すたびにアツくなっています。

そもそも、MBAを目指してこの場に来た先輩や仲間、これから続く後輩たちも、自ら機会を創り出しだメンバーであると思います。そしてその機会によって自らを変えた人、変えようとしている人がいます。MBAにかける思いは人それぞれですが、僕たちは自ら機会を創り出した仲間であると言う共通項でつながっています。

a0106603_2253699.jpg昨日はNYに日帰りで出向き、Football経験者の会 - クリスマスパーティ in NYに参加させてもらってきました。これは母校Football部の永遠のライバルである関西の某Football強豪校で一時代を築き、今はNYで自らのファンドを立ち上げ大活躍されているH氏らが中心となって運営されているFootball愛好会で、それこそ銀行や商社の駐在員、現地でJVCの立ち上げに関わっているメーカーの方から某テレビ局の特派員、大学の客員研究員、国際弁護士まで様々な人の集まりで、同じFootball経験者でもここまでバラエティーがうまれるものかと言う程人種のるつぼでした。

タイムズスクエアから程近いビルの広すぎる一室を貸し切って開かれた家族も参加するにぎやかなパーティのその場でまず思ったのは、母校のFootball部出身者だけでなんとNYに5人、全米でも10人以上はいること(20人?もっと??)。日本から海外に出て行っている人も何十人単位でいて、しかも各業界で活躍している人が数多くいることを改めて実感。Networkingと呼ばれる人脈作りに関してはこれまであまり意識して行ってこなかったのは、それがなくとも同じ釜の飯を食った仲間を通じ、多くの人と出会える機会に恵まれていたからであり、むしろ自分自身で開拓していく意欲が低かったことは反省すべき点だと感じました。

そしてそれ以上に感じたのはその場に集まっている、失礼ながらだいぶ「おっさん化」が進行している人々が大変エネルギッシュであること。そしてみんなに共通するのが日本では得られない経験を得るために自ら機会を創り出した人々であるという点です。駐在員は海外に出ることを最終的に「与えられた」人とも言えますが、それでも「変化」をいとわずむしろ積極的にTakeしていくメンタリティーを感じました。

そしてH氏と話していて飛び出した発言が「今世界に羽ばたいて花開いているFootball経験者が数多くいる。これまでは個としてそれぞれ各自ががんばってきたけれど、そろそろ横のつながりを意識したらもっといろんなことできるよね。」H氏は某銀行勤務を経てNY SternでMBAを取得し今の世界に飛び込んだわけですが、彼の類稀な才能と努力でここまでこられたのは間違いありません。しかしそんな彼が自分だけでなくもっと大きな視点での取り組みについてさらっと言ってのけるあたり重みがあります。

これまで自分を高めることに主眼を置いてきましたが、真の自己実現は自分ひとりでは成し得ないことを得意の再確認。自分を高める努力と人と喜びを共有するハートの両方が大事だなぁ、そして自分は恵まれた環境が与えられておりこれを活かさない手はないなぁ、と思わせてくれるひと時でした。
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by whartonjapan09 | 2007-12-23 02:41 | タク

First Round合格発表(おにゃお)

12月20日は、Class of 2010のFirst Round合格発表でした。

合格された皆様、本当におめでとうございます!
合格を勝ち取るまで、長く険しい道のりだったと思います。
冬休みは、受験生活と仕事の両立を支えられた、
ご家族、パートナー、友人など多くの方々と、
ゆっくりと楽しい時間をお過ごしください。
キャンパスでお会いできますことを楽しみにしています。

Waitlistになった方。
一番望まれていた結果ではなかったかもしれませんが、
まだ希望があります。
Class of 2009の中にも、Waitlistから繰り上がった学生もいます。
最後まで諦めずに、頑張ってください。

残念ながら不合格だった方。
今年は、景気減速の影響から、
就職先を辞めてビジネススクール受験をした人数が増え、
競争倍率が例年より高くなったと聞きます。
ここで落ち込むことなく、
Second Roundで良い結果が出ますよう、
お祈りしています。

Second Round, Third Roundに出願される皆様。
今までで一番忙しい冬休みになると思いますが、
くれぐれも体調管理に気をつけて、
GMAT、Essay、面接対策の総仕上げを頑張ってください。
Class of 2009一同、心から応援しています。
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by whartonjapan09 | 2007-12-22 07:41 | おにゃお

自分らしさ

Tedです。

ようやく、先日テストが終了し、Fall Semesterが終了しました!
最後のテストで教授が終了の合図をした途端、「The semester’s over!!」と叫ぶ同級生。Q1のテストが終わったときは、2日後にすぐQ2が始まることや、QuarterではなくSemesterを通じた授業もあり、達成感/開放感はなかったが、やはりFall Semesterが終わると気分が違う。なんだかよく分からないが『節目』を迎えた気がして、一瞬不思議と根拠不明の達成感を感じました。

でも改めてQ2、そしてFall Semesterを振り返ってみると、前回書いていたようにあまり成長していない気がする。なぜだろう?とその後よくよく(テスト勉強しながら)考えた結果、原因は自分自身にある気がしてきました。

人それぞれ、『強み』があるはず。Strategyの『competency』の個人版、マネピの『strengths』ですね。ただ、人ってなかなか自分自身ではそれに気づくことが出来ず、時には誤った解釈をして、せっかくのcompetencyをdestroyしてしまうことも。なぜなら自分自身はその『結果』しか見えないから。(自分自身を、全くの第三者として見て会ってみたい、と思ったことってありませんか?)

小生の場合、他のWharton同級生のように『頭の回転が速い』わけでも、『数字に強い』わけでもないし、『creative』でも、『ハート/根性がある』わけでもない。留学準備している頃から考えていたことだが、『なぜ自分が会社から選ばれたのか(もっとsmart/passionateな人もいるのに。単に英語がちょっとしゃべれるだけか?)』と感じていた。『MBAを求めてくる人たちの中に本来いてはいけないのではないか』とさえ考えていた。ただ、ここで原点をもう一度考えてみることにしました。このブログの一番初めに書いた2つの目標を見て、そして自分が7年前に会社の選抜試験を初めて受けようと考えた当時などを思い返し、きっと今までの自分であり続けてきた結果、ここまでたどり着けたのだろうから、これからもそれを崩さずに行くべきではないか、MBAの目的って人によって様々でいいんじゃないか(:だから自分は遠慮なくやりたい勉強/活動をやればいいんじゃないか)、と感じました。
思えば7月30日の学校のOrientationに出て以降、(Wharton Japan 09のみなさん含め)周囲のtalentに翻弄され、常に『何か自分が発信して、この人たち/クラス/コミュニティーに貢献しなければ』というプレッシャーのもと、自分らしさを失っていたように思います。必要以上に『彼/彼女のようにならなければ』と考えていたようです。でも、比較対象を間違えていたようです。もちろん『彼/彼女』は見習うべき点は多く、参考にするべきでしょうが、自分自身は『彼/彼女』と同じ人間にはなりえないし、そのような天才/秀才の生き方の一部を真似ても、自分自身は違う生き方をしてきたわけだから、うまくいくはずがありません。比較対象は、『自分自身の過去』であり、昨日の自分よりどれだけ成長できたか、ということのはず。
何という基本的なことを忘れていたんだろう。そしたら、Q2の授業から吸収できることって、もっといっぱいあったのかもしれない。誰かのようになろう/発言しようとするんじゃなくて、自分のスタイルでもっとやるべきだったのかもしれない。そう思うと悲しく悔しくなってきましたが、でも逆にこれに今気づけただけでも自分は幸せだったのかもしれません(:このままSpring Semesterに突入していたら手遅れ)。

やっぱり人間って、仕事を離れて崖っぷちの危機意識がないといろいろつまらないことを考えてしまうものですね。さぁ、いよいよクリスマス、正月、冬休み。過去3年間、仕事に忙殺され、犠牲にしてきた自分の時間・家族の時間を、ゆっくり取り戻したい。
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by whartonjapan09 | 2007-12-22 07:34 | Ted

いま、会いにゆきます(おにゃお)

クリスマス前に、小さな奇跡が起きた。
小学校の同級生の消息が、今日、判明した。
22年ぶりのことである。

1984年9月、一人の日本人少女がPhiladelphia近郊の小学校に入学した。
ABCは読めず、英語はまったく話せなかった。
当時、周囲に日本人は他に一人もいなかった。
入学の朝、両親は"Where is the toilet?"という表現だけ教えて、
娘を担任の先生に預けた。

途方に暮れていると、先生が教室に連れて行ってくれた。
クラスメートは、初めて目にするアジア人を、
珍しい動物を見るかのように、遠巻きに見ていた。
すると、背の高い金髪の少女が近づいてきて、握手を求めた。
それがMargotだった。

クラスで一番の優等生とビリのでこぼこコンビは、いつも一緒だった。
スポーツ万能で、勉強も飛びぬけて良く出来るMargotは、
何の取り柄のないおにゃおをかばい、遊びの輪に引っ張って行った。

1年後、Margotは学年最優秀賞、
おにゃおは「一番大きく成長したで賞」を表彰された。
後者は発射台が低かっただけであるが、
何度もゆっくりと話かけ、発音を直し、英語とアメリカ文化を教えてくれた、
Margotらクラスメートに感謝した。

1985年末、おにゃおは父親の転勤に伴い帰国した。
Margotとは文通を続けていたものの、6年ほどして連絡が途絶えた。

MBA受験の際、何か不思議な縁を感じ、Margotの消息を探した。
そして、2004年11月のNew York Timesの社交情報欄に、
Margotの結婚記事が記載されていたことを突き止めた。
しかし、それ以上のことは分からなかった。

それでも諦めきれず、渡米した7月から、ずっと調査を続けていた。
一時帰国を3日後に控えた今日、ようやくご両親の連絡先が判明した。
電話に出たお母様は、"Oh my Goodness"としばらく絶句。
Margotは来週クリスマスに、2人目の坊やを出産予定であると、教えてくれた。

明日、Margotに会いに出掛ける。
クリスマス前に起きた、この小さな奇跡に、感謝したいと思う。
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by whartonjapan09 | 2007-12-20 08:57 | おにゃお

Simon Trpceski (Shu)

昨夜は久々にVerizonHallに出掛けた。
昨年12月にSanFranciscoのDaviesSymphonyHallで聴いた
SimonTrpceskiが公演するため。
Simonは、1979年生まれの現在世界で活躍するマケドニア人技巧派ピアニスト。
昨年はラフマニノフを聴き、大変感動した。
当時はSimonのことは知らず、
むしろ指揮のVladimir Ashkenazy目当てで訪れていた。
丁度一年が経ち、所変わって米国東海岸のフィラデルフィアで
同じSimonの演奏を聴いているというのは不思議な感覚だった。
曲目はプロコフィエフの代表曲、ピアノ協奏曲第3番。
彼の演奏は何とも表現しがたいが、体全体が波打つ中
鍵盤上で繊細な小料理をこしらえているかのよう。
木目細やかなトリルやつぶのそろったスケール、
たたきつけるフォルテッシモの中にも何か柔らかさを感じる。
多少ナルシスト気味だが、ピアノを繊細になでる姿は一見の価値があるように思える。
今日はあまりにもSimonの印象が強すぎて、
第三幕に弦楽器を巧みに統率してまとめあげたPAPPANOの指揮がかすむ程であった。
しかし、昨年は$80を支払って2階席で鑑賞したが、
今年は$10で1階席に座れるとは、何とも学生特権である。
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by whartonjapan09 | 2007-12-16 16:44 | Shu

Learning Team(オッサン)

Q2が終了し、Fall Semesterも幕を閉じました。
Tedの言うとおり、これでMBA2年間の1/4が終わってしまったわけです。

私個人としては、Q2は最初の1週間日本に帰国していたことや、ニガ手なClass Participationを求められるソフトスキル系の科目が多かったこともあり、どうも最後まで波に乗り切れないままでした。何もかにもが中途半端で、あっという間に過ぎ去ってしまったという印象です。

しかしそんな中で、自分として進歩だったのは、Learning Teammateとの関わりです。
私のLTに対する想いは、8月末(Learning Team Retreat)のメンバー発表から今に至るまで、いろいろと浮き沈みがあり、この4ヵ月弱の間だけでも様々な変遷を経てきています。しかし、少なくとも今時点では、「このチームでよかったな」と思えるようになりました。

我がLTのメンバーは、アメリカ人3人+インターナショナル3人(インド、ブラジル、日本)、男3人+女3人というバランスのとれた構成です。かつアメリカ人もアルゼンチン生まれ(両親はアメリカ人)とインド系2世、ブラジル人は日系3世と、国際性は豊かです。一方、彼(女)らは、クラスの中でもどちらかと言うと目立たない、大人しいタイプの人間が多く、チームとしてはかなり地味な部類です。
最初の印象としては、メンバー全員が「このチームはちょっとハズレかも…」と感じていたような気がします(そういうのって、何となく分かりますよね?)。Retreatでチーム編成の発表があったときも、クラスで目立つ存在の(=個性の強い)アメリカ人たちが居るチームは大盛り上がりしていましたが、うちは何だか沈滞ムード。チームのOperational Principleを決めたときにも、初っ端から、皆が「チームでの集まりや共同作業はなるべく最小限にして、個々人の時間を大切にしよう」と明言してました。
「Learning Teamを通じてInternationalな友情を育む」という理想に少なからず期待を抱いていた私は、メンバーのそういうドライな態度に正直ガッカリしました。ただ、私自身にも、他のメンバーが積極的に私と関わりたいと思うような人間的魅力やメリットが欠けていたことは、間違いの無い事実です。

でも、そこで私自身が、「他のメンバーのコミットメントが低いから、自分の気持ちとか時間を注ぎ込んでも無駄だよね…」って思ってしまえば、本当に終わってしまいます。
「まずGiveありき。最初からTakeは期待しない」
というわけで、なるべく自分から率先してチームのメンバーにメッセージを発信したり、ミーティングを設定したりということを意識してやるようにしました。(残念ながら、こういう泥臭いことくらいしかチームに貢献できないことも自分で分かっていましたし。)
当然、カラ回りもいっぱいありました。ミーティングの日時調整のメールにメンバーから返事が来なかったり、先に決まっていたミーティングの日時に後から課外活動の用事を入れてきて打合せをパスする奴がいたり…
また、Team Assignmentで実際に集まっても、ディスカッションやビジョンの共有もそこそこに、皆すぐに作業を分担したがり、あとは個々人で作業を進め、最後に「ガッチャンコ」するようなことばかりを続けていました。
私はというと、チームミーティングの場面では、皆の話を追うのに必死で、生産的な活動には全く貢献できず、お荷物(というか傍観者)になることもしばしば。Assignmentの提出物についても、「何か違うよな…」と感じつつも、皆の流れを修正することができず、かと言って自分で対案を作るような時間もなく、妥協とあきらめばかりの日々でした。
当然、こんな調子では結果が良いはずもなく、最初のMKTGのWrite-upこそ平均点でしたが、その後の課題ではほとんど平均点以下、中にはクラスの最低点というものもいくつかありました。

Q1を終え、メンバー全員が、このチームの運営が上手く行っているとは思っていない状況でした。ここで、チーム建て直しのよい機会となったのは、MGMT654で課された”Learning Team 360”フィードバック(チーム内の多面評価)でした。
Q2になり劇的に変わったことは、みんなが他のメンバーともっと時間を共有しようと意識し出したことです。別に皆、時間に余裕ができ始めたからという訳では一切ありません。むしろ、アメリカの就職活動も本格化し、殺人的に忙しくなってきている時期です。アメリカ人の女の子は、寝不足で目の下に隈を作り、ミーティングにはいつもRed Bull片手に参加。これまでエネルギッシュに飛び回っていたインド人の女の子も、疲れた表情を見せることが多くなっていました。それでも、みんなでAssignmentのミーティングとは離れてディナーに繰り出したり、中華街に点心を食べに出かけたりと、お互いをよく知ろうという雰囲気が出てきました。また、私自身も、Q1の経験を踏まえ、「自分はチームの中で何ができるか」ということが分かるようになってきました。
ただ、このチームの変化に最も重要な役割を果たしたのは、残念ながら私ではなく(えっ、当然?)、アメリカ人のAdamに拠るところが多分にあります。彼はInvestment BankやConsultingでの経験があり、MBAで課されるAssignmentに必要なスキルを持っていて、本当に優秀だと感じます。でも、チームのみんなが彼を信頼しているのは、決してそれだけじゃなく、彼が常にチームに対して自分自身のコミットメントを示し、他のメンバーが就職活動を始めとする自分の興味を中心にバラバラに動く中でも、黙々と自分のやるべきことをやっていたからだと思います。私もそうなりたかったけど、残念ながらスキル面で圧倒的に劣っていて、気持ちだけでは何ともならなかった。正直ふがいない思いです。

我がLearning Teamは、飛び抜けたタレントも居ないし地味なメンバーだけど、みんな何だかんだ言ってすごい真面目だし一生懸命。私の下手な英語も辛抱強く聞いてくれるし、いつも気にしてくれています。彼(女)らとLearning Teamとして行動を共にするのも、残すところ半年。最後には「一緒のチームで良かった」と思ってもらえるよう、Q3・Q4はもっと頑張りたいです。
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by whartonjapan09 | 2007-12-15 14:42 | オッサン

どうでもいいですが・・・。 (シン)

勉強から逃避してたらフッと感じたのでちょっと。

先日、学校に行く途中に何人かのクラスメートに会った。「どこ行くんだ?」っと聞かれたので、「学校」っと答えた。反応はみな共通で「休みなのにか?」というものであった。そりゃ、そ~だろ~よ!休みだろうが、やらなきゃ追いつけない部分もあるんだから、やるしかないだろ~よ!…、でもね、ちょっと待てと。この会ったというクラスメートは、一人アメリカ人もいたけど、他はネイティブの奴らじゃなかったな~…。奴らは大丈夫なのか?それとも、やっぱあんまり気にしてないのかな、勉強のことは?Whartonに来ている奴らは、みんな本当に優秀だけど、勉強しなくてもできちゃう奴なんて世の中にはめったにいない。ここに来ている目的は人それぞれ違うだろうし、だから勉強に対するプライオリティの置き方も人それぞれあると思う。でも、平均するとやっぱり日本人はよく勉強している方だと思う。っと、考えていると、この違いはやっぱり日本人の生真面目な気質から生じているものなのか!?っと思ってしまう。

この間、コホート対抗のFlag Footballを見に行ってた時、生まれて初めて本物の雪を見るとはしゃいでいた、おじさんのくせに何とも愛くるしいおじさんインド人からこう聞かれた。「何で日本はあんなにすごい技術あるの?」っと。戦後の一貫した経済成長への努力、資源の問題、アメリカとの同盟関係等々、色々と理由はあるかもしれない。でも、日本人のコツコツと頑張れる生真面目な気質というのも一つの答えだと思う。こっちに来て、教材で取り上げられる日本の企業といえば製造業のどれかしか出てこない。教材に出てくる企業のレベルになると、もう日本的カルチャーがどうのこうのというレベルを超えてるし、各社それなりの独自の強みというのを築いているように思う。でも、ここまでの製造業への偏りを目の当たりにすると、やはり日本人が得意としていること、向いていること、というものが浮き出てくるような気がしてくる。逆に、プロフェッショナル・ファームのよう分野では外国組の方が全然強いし、それらの産業は生真面目な気質の持ち主がなかなか勝者となれない面があるのかもしれない。

まっ、最近は変わってきているようにも感じるが、日本人のこの気質はそう簡単に変えられるものでもないし、逆にやり方によっては強みとしても活かせるものだろうから、それをどう活用していくかを考えた方がいいのかも。っということで、勉強に戻ろう。

頑張ろっと。
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by whartonjapan09 | 2007-12-15 13:53 | シン