Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
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カテゴリ:Shu( 18 )

End of 2Q (Shu)

-第2Quarter総括-
・MGMT(人事管理):
管理者は、指揮系統の重要性が小さくなり水平ネットワークと社外との関係の重要性が大きくなるにつれて従来の権限を失いつつある。そのような中管理者は、刺激を与える、責任委譲、報酬共有、学習及び名声獲得の機会を与えること等により部下の意欲を引出すことができる。
しばしば報酬体系が企業の理想に反して働くことがある。理由は、定量的かつ評価しやすい結果に重点が置かれること、業務効率性より品行方正が重視されること、目標が不正確であること等が考えられる。解決方法としては、チームの目標に一致する部下のみを採用すること、教育により部下の目標を修正すること、報酬体系自体を変更することが考えられる。
期待理論:個人の努力が実績評価につながること、その評価が報酬(ボーナス、昇進等)につながること、その報酬が個人目標につながっていること、これらが満たされるときに従業員は労働意欲をかきたてられる。
トーナメント報酬理論:社内において絶対評価ではなく相対評価に対して報酬を与える(評価が容易であり、且つ多数の競争に対して少数の報酬で済むため低コストである)。
Job Design理論:労働の有意性、責任感、結果認識により個人の満足度が決定される。労働意欲向上の5要素は、多様な技能、業務特定、業務の重要性、自主性、フィードバック。
公平理論:報酬システムに関する検討を行う前提として、従業員は自分の報酬に対する満足度を他人の報酬との比較の中で認識するということを考慮する必要がある。個人の出力(給与、福利厚生、業務環境等)/個人の入力(努力、能力、経験等)と他人の出力/他人の入力を比較し、不公平を感じる場合、当該従業員は公平性の認識が回復されるような状態に近づく行動をとる(熱心に業務を行わない、会社の物品窃盗等モラルハザード、比較そのものから退く(退社)等)。
人事考課の政治的側面:企業は、組織の効率、効果、及び競争力を高めるためにより良い人事考課の努力を行っているが、人事考課においては、評価者が自分自身もしくは部門の利益を守るために評価を操るといった政治的問題を内在している。衝突を避けるため、忠誠心を高めるため、自分自身を良く見せるため等にて、人事評価は概して高く付けられる傾向がある。しかし、政治的人事考課は、従業員による信頼と公平性を損ね、人事考課のみならず組織全体に対する不信感をもたらす。人事考課は政治的であり、将来にわたってもあり続ける。しかし、政治的人事考課は大きなダウンサイドリスクを抱えており、当該リスクは効果的に管理する必要がある。政治的な影響力は、組織がトップダウンにて人事考課を真剣に扱い、信憑性ある人事考課努力を積極的に支援する体制を整えることにより、軽減することが可能。
グループ決定:他人の意見を尊重し意見が厳しくなり過ぎないように配慮をすると、建設的な議論及び検討が欠落したまま多数意見に流れ、不適切な決定がなされることがある。解決方法としては、反対意見役の設置、外部評価機関設置、サブグループの活用等が考えられる。
組織構造:基本的な組織構造には、機能別組織と事業部別組織の2つがある。企業にては、従業員のや組織の役割分担と関係性を定め、業務が効率的且つ生産的に行われるようにすることが組織構造を定める意義と言える。機能別組織は、組織内の効率性を重視した組織構造であり、企業が一定規模の間は組織内部のオペレーション効率と専門性を高めることができるが、急激な市場変化や全社的顧客要件には対応しにくい組織であるため、急激な変化の少ない安定的なビジネス環境に適している。一方、事業部制組織は、当該組織が生み出す成果や組織のターゲットごとにユニット化した組織であり、顧客の特性やビジネスの仕組みが異なる複数の事業を効果的に運営していくのに適した組織と言える。その他、マトリックス組織は、事業部制組織のメリットである分権管理と機能別組織のメリットである専門性の向上を同時に実現することをねらった組織構造であり、カンパニー制組織は、事業部門ごとに社内分社化を行い権限を委譲して独立採算制を高め、利益責任を持たせる組織形態である。

・FNCE(ファイナンス):
効率的市場仮設は、ウィークフォーム(株価は過去の株価の動向に含まれている情報を全て効率的に反映。価格変化はランダム)、セミストロングフォーム(株価は全ての公表情報を反映)、ストロングフォーム(株価はインサイダー、分析情報等全ての利用可能な情報を取り込んでいる)の3つに分類される。
設立後間もない私企業への出資は、一般にベンチャーキャピタルと呼ばれる。新規事業がベンチャーキャピタルの出資を募る場合、キャッシュフローの権利と会社への支配権とは、通常別々に交渉が行われる。ベンチャーキャピタリストが初期段階から関与するのとは対照的にメザニンファイナンスは遅れて参加する。ほとんどのベンチャーキャピタル基金は約10年間という固定期間のリミテッドプライベートパートナーシップとして組織され、苦境に陥っている会社への資金提供を行ったり、会社を丸ごと購入したり、公開会社の一部門を購入して非公開とするといったプリベートエクイティ投資のパートナーシップと一括りに扱われることがある。
各州内における証券売出し規制法は、プルースカイ法と呼ばれる。IPOにおいて過去平均15%もIPO価格が過小価格設定にされている理由は、投資家に対して良い感触を残しその後の発行につなげるため。投資銀行採用にあたっては、信用力ある大企業は競争入札をすることが可能だが、その他の場合は特定投資銀行との個別交渉となる。引受契約にあたっては、投資銀行が価格変動リスクを負う引受契約と、会社自体が価格変動リスクを負うベストエフォート契約が存在する。SEC1933ルールにより、1.5百万ドル超の発行についてはSECが管理し、IPOについては20日以上前に登録届出書(Registration Statement)を提出要。一括登録(Shelf Registration)により、今後2年間の2億ドルまでの社債発行の事前承認を取得することが可能。経営陣は株価が過大評価されていると考えているときに新株を発行しようとしがちであり、逆に楽観的な経営陣は新株発行を取り止めたり延期したりするかもしれないということを投資家は予測する。
ModiglianiとMillerの論文によれば、税や取引費用その他の市場の不完全性がない世界では、利益還元政策は企業価値とは無関係である。当該理論に基づけば、利益還元政策は他の財務政策の決定から切り離す必要があり、最終的に利益還元政策とは、現金配当の増減と普通株式の発行あるいは自己株式取得の間のトレードオフを意味することとなる。現実的には多くの投資家は、高い利益還元は株価を上昇させると信じている。理由としては、投資家自体が配当所得からのみ支出することによる自らの規律付けを望んでいる、投資家が経営陣は会社のフリーキャッシュフローを賢明な形で支出すると信頼していない場合配当圧力をかける、等が考えられる。企業が多額の配当を支払っている事実は、投資家がそれを望んでいる最高の証拠である。一方、過去米国においては配当はキャピタルゲインより重く課税されており、キャピタルゲインは実現するまで税を支払う必要がないという利点が存在している。
MM命題によれば、全て完全な資本市場の仮定のもとでは、企業の市場価値はその資本構成と無関係である。しかし現実的なトレードオフ理論では税と財務上の困難を指摘し、借入に伴う節税効果の現在価値が財務上の困難に伴うコストの現在価値の増加分を丁度相殺する点までは負債を増やすべきだと考える。安全な有形資産を保有し、節税の対象となる多額の課税所得がある企業は、高い負債比率を目標とすべきであり、リスクがある無形資産を保有し、収益性の低い企業は主に株式調達に依存すべきである。高い負債比率により企業は現金を手放すことになるため、経営者や会社組織はより効率的になるためにさらに努力することを余儀なくされる。
オプションについては、よりリスクのある分散の大きい資産に対して振り出されたものの方が安全な資産に対して振り出されたものより価値が高い。
テクニカル面では、加重平均資本コスト(WACC)、調整現在価値(APV)、ブラックショールズ公式等を学習。

・STRG(経営戦略):
戦略的意思決定とは、企業が進むべき方向に関する重要な意思決定を行うことを意味する。企業が成長していくためには、環境の変化や競合企業の動きに対して、明確な方向性に基づき、自社が最も有利に成長できるような道筋を選ぶことが必要。戦略的意思決定においては、経営資源には限りがあるため選択と集中がポイントとなる。また戦略には不確実性が伴うため、理論と意思決定の間には、事実認識とリスク判断のプロセスを要する。
外部分析:業界構造を理解するコンセプト。サプライチェーン、ポーターの5つの力(1.業界内の競合企業、2.新規参入の脅威、3.代替品の脅威、4.売り手の交渉力、5.買い手の交渉力)分析を活用。
内部分析:競合と比較した自社の強み・弱みを把握することを目的とする。経営戦略概念図、バリューチェーン(事業活動を機能ごとに分解し、どの部分で付加価値が形成されているか、どの部分に強み・弱みがあるかを分析し、事業戦略の有効性や改善の方向を探る)分析を活用。
競争優位性を確定後、更なる企業価値増加のためbetter-offテスト(単独と比較して付加価値が認められるか)、best-alternativeテスト(所有、JV、戦略的提携、ライセンス提携等どの形態が望ましいか)を踏まえて水平統合及び垂直統合の検討を行う。
ケース:デル、コカコーラとペプシー、マッキンゼーとトヨタ、アマゾン、ディズニー等。

・OPIM(線形計画法及びシミュレーション):
線形計画法では、与えられた問題から決定変数、目的関数値、制約事項を読み取り、Excelのソルバー機能を使い解答を導く。高感度分析では、潜在価格等を読み取ることにより、係数や制限値の修正がどの程度最適化数値に影響を及ぼすかを判断する。テクニカルな部分では、フローチャートを作成することによりインフローとアウトフローを同値とする数式導入、バイナリー関数(0、1)を用いることにより工場及びラインの開閉等をシミュレーション。クリスタルボールでは、主にシミュレーション結果に対して統計概念を活用して分析実施。

・LGST(ビジネス倫理):
企業はビジネス倫理を考慮することにより、コスト削減、企業評価向上、信用獲得を図ることが可能となる。
道徳推論過程においては、7つの道徳基準が存在する。1)基本的価値観、2)相対主義(他社を参考にして判断)、3)利己主義、4)功利主義(多数の幸福)、5)カント哲学(もしも自分が当該者であればどう思うか)、6)道徳権利、7)正当性・公平性。
CSRとは、企業は経済的責務及び法的責務の履行を超えて社会的責任を果たす義務があるとする考え方。ミルトン・フリードマンの思想では、企業の責務を社会の基本ルールに則った上で株主利益を最大化することと定義付けており、道徳的義務等に関しては政府機能に依存しているが、BodyShop概念では、政府機能が最適化社会形成するまでに時間を有する中、企業は社会に対して迅速に多大な影響を及ぼす力を保有することから利益を超えた倫理的責務を有するとしている。
製造業者の責務としては、段階に応じて、契約範囲内の義務、安全な製品を作る義務、製品欠陥に関する全ての費用負担義務、を負うとする考え方がある。
国際企業に関しては、CSRの基準を現地基準に合わせるという相対主義と、全世界共通基準とする絶対主義の考え方が存在する。CSRの対応例として、Nikeがインドネシアにおける低賃金労働を指摘された際、初期段階では請負業者の問題として真摯な対応を行わなかったため、その後NGO及びマスコミの標的となり多大なコスト負担とブランド信用力失墜に追い込まれた事例が取り上げられた。

・ACCT(管理会計):
製造間接費の配賦、活動基準原価計算(Activity-BasedCosting)、個別原価計算、標準原価計算と差異分析、責任会計等についてケースを通じて学習。
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by whartonjapan09 | 2008-01-05 01:54 | Shu

US-1 (Shu)

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淡々と続く一本道。左右は海に囲まれ、さえぎるものは何もない。
聴き流していたラジオも、いつしかポップスからクリスマスソングに変わっていた。

KeyWestへ行こう。KeyLargoでダイビングを終えた瞬間そんな考えが浮かんだ。
見知らぬIllinois出身の親子とバディを組み、透明度の高い珊瑚礁で
サメや伊勢海老、ウツボに会い、気が浮かれていたのかもしれない。
MiamiからKeyLargoまで来たのだからもう少し足を伸ばしてみよう。
何にも縛られないMiamiでの自由な1週間。思ったらまずは行動してみよう。
アメリカ最南端でのいくつもの島を超えてのドライブ。
約4時間、頭をからっぽにして走り続けた。

道中、夕陽を眺めながら色々なことが思い浮かんだ。
モルジブでのマンタ、グレートバリアリーフでのニモ、
サイパンでのブルーホール、バハマでのジェームスボンドの沈没船。
各国でのインストラクターとの出逢いが懐かしく感じられる。
大学時代、サッカーに明け暮れた頃。
ツートップのパートナーを組んだ今は亡き医学部生のKのことも思い出された。
マイペースでボールを離さないドリブラーだったけれど、
不思議と彼のプレースタイルには人を惹きつける何かがあったなと。
そして家族のこと。20年前、自分は両親の運転する車の後部座席から
今自分が運転しているセブンマイルブリッジを眺めていたのだなと。
正直正確な記憶はないが、あの頃と景色は何も変わらない気がする。
また20年が経ったが、自分もまたあの頃と性格は何も変わっていない気がする。
学校、スポーツ、音楽、旅行。
何もかもが未知で新しく、全身全霊でぶつかって突き進んでいた。
もしかしたらあの頃のときの方が人一倍努力をしていたかもしれない。
Whartonで約半年の生活が過ぎたが、
どこかで自分自身妥協して線を引いていたのかもしれない。
また中途半端に物事を考え、自分の進むべき方向感を間違えていたのかもしれない。
これからは、勉強、スポーツ、課外活動等、
自分自身しっかりと考えて、できるところまで精一杯努力してみたい。
また20年後に自信を持って振り返ることができるように。

「Thank you!」
この一言だけ教わって米国に来た20年前。
最近Web上で思春期をともに過ごした親友の名前を検索していたら、
たまたま見つかり小さな喜びを感じた。
彼はアメリカで弁護士になったのだろうか?
大学までは毎年クリスマスカードを交換していたが、その後途絶えてしまっている。
来夏はChicagoへ行こう。懐かしのGlenviewへ。
今日US-1で感じたのと同様に、懐かしい感覚と新しい発見に出逢えるかもしれない。
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by whartonjapan09 | 2007-12-25 13:52 | Shu

Simon Trpceski (Shu)

昨夜は久々にVerizonHallに出掛けた。
昨年12月にSanFranciscoのDaviesSymphonyHallで聴いた
SimonTrpceskiが公演するため。
Simonは、1979年生まれの現在世界で活躍するマケドニア人技巧派ピアニスト。
昨年はラフマニノフを聴き、大変感動した。
当時はSimonのことは知らず、
むしろ指揮のVladimir Ashkenazy目当てで訪れていた。
丁度一年が経ち、所変わって米国東海岸のフィラデルフィアで
同じSimonの演奏を聴いているというのは不思議な感覚だった。
曲目はプロコフィエフの代表曲、ピアノ協奏曲第3番。
彼の演奏は何とも表現しがたいが、体全体が波打つ中
鍵盤上で繊細な小料理をこしらえているかのよう。
木目細やかなトリルやつぶのそろったスケール、
たたきつけるフォルテッシモの中にも何か柔らかさを感じる。
多少ナルシスト気味だが、ピアノを繊細になでる姿は一見の価値があるように思える。
今日はあまりにもSimonの印象が強すぎて、
第三幕に弦楽器を巧みに統率してまとめあげたPAPPANOの指揮がかすむ程であった。
しかし、昨年は$80を支払って2階席で鑑賞したが、
今年は$10で1階席に座れるとは、何とも学生特権である。
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by whartonjapan09 | 2007-12-16 16:44 | Shu

美しい国へ (Shu)

Philadelphiaへ訪れてから早半年が経とうとしている。

広大な緑や居住空間、スケールの大きな建物や店、多種多様な人種及び格差社会、OpenでPositiveな人達からの刺激、アントレ精神を抱けば何にでも挑戦できる自由さ、人生を心から楽しもうとする生き方、幼少期のChicago時代に子供ながら感じた「米国」はここPhiladelphiaでも変わらず自分を圧倒し、少しの懐かしみと多くの喜びを今感じている。

最近こちらへ来てから「日本」に触れる機会が増えてきている。数十年前のトヨタの工場内の様子等が授業のビデオで流れたりするが、日本について勤勉で効率的な社員のイメージしか伝わってこない。自分もこちらへ来ていつしか、狭い家とルーチンワークの会社との満員電車の往復、緑が少なくゴミゴミとして疲れる街等、天国のような今の生活と比べて悪く悪くイメージを重ねるようになっていた。

そのような中、最近JapanTrekのプロモの関連で、日本の写真を多く目にする機会を得た。そこには、日本でしか味わうことのできない「伝統と美」が含まれていた。最近Yuma氏からもらったメールの中には「わびとさび」と触れられていたが、この感覚はこちらで触れることはできない。食事一つをとってみても、小さな料理の中にも、裏で精巧に工夫された味付けがつつましやかに存在を放っている。大きな肉切れを焼いてA1ソースで味付けとは何もかもが違う。
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~「君が代」は世界でも珍しい非戦闘的な国歌・・・2004年のアテネオリンピックで水泳の800m自由形で優勝した柴田亜衣選手は、笑顔で表彰台にのぼったのに、降りるときには大粒の涙を落としていた。「金メダルを首にかけて、日の丸があがって、君が代が流れたら、もうダメでした。」君が代はたしかに他の国歌に比べて、リズムといいテンポといい、戦いのまえにふさわしい歌ではない。しかし日本選手が活躍したあとに、あの荘重なメロディを聞くと、ある種の力強さを感ずるのは、わたしだけではないはずだ。歌詞はずいぶん格調が高い。「さざれ石の巌となりて苔のむすまで」という箇所は、自然の悠久の時間と国の悠久の歴史がうまくシンボライズされていて、いかにも日本的で、わたしは好きだ。そこには、自然と調和し、共生することの重要性と、歴史の連続性が凝縮されている。~
(折りしも同じ座右の銘「千万人と雖も吾往かん」を有する安倍晋三著より)

最近同LearningTeammateに日本のイメージを聞いたところ、「ロボット」「原宿」「ハローキティ」のような言葉が出てきたが、是非ともJapanTrekでは、日本の美しい文化、自然、精神についても紹介する機会を持ちたいと思う。
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by whartonjapan09 | 2007-12-10 11:14 | Shu

Learning Contents of 2Q (Shu)

-各科目学習内容-
・MGMT(人事管理):企業における人事管理のための基礎概念を、ケーススタディーを通じて、学習。Job Design理論、期待理論、公平理論、認知的不協和理論、ASAフレームワーク等について、ディスカッション、及びケースを踏まえたSkit(劇)をチームにて披露する等にて学ぶ。
・ACCT(管理会計):管理会計、特にコスト会計の基礎を学習。具体的には、製品原価と期間原価、直課と配賦、製造間接費の配賦、活動基準原価計算(Activity-BasedCosting)、個別原価計算、標準原価計算と差異分析、責任会計等についてケースを通じて学ぶ。
・FNCE(ファイナンス):資金調達の決定と市場の効率性、及び利益還元政策と資本構成に関する理論を学習。具体的には、企業の資金調達方法、株式と負債の相違点、ベンチャーキャピタル、配当支払いと自己株式取得、負債政策、加重平均資本コスト(WACC)、調整現在価値等について学ぶ。最終ケースでは、GoogleIPO価格のValuationを実施。
・STRG(経営戦略):同業界の企業間の競争において、成功した企業がどのようにして、他社と差別化を図ったかについて、経営戦略の基礎理論やモデルを使って分析する手法を学習。具体的には、ポーターの「5つの力」、「バリューチェーン」、経営戦略概念図を活用して、ケースを分析の上ディスカッション。
・OPIM(オペレーション):線形計画法とシミュレーション。前半はExcelのソルバー機能を使い、後半はCrystalBallを使用。経営戦略に関するケースについて主に数式を立てるまでの考え方、またファイナンス理論との関連についても学ぶ。
・LGST(倫理):ビジネス倫理を学習。エンロン事件やリコール問題等を初めとしたケースを通じて、「企業の従業員は、株主の利益を最大化する道徳的義務を負っている」とするミルトン・フリードマンの主張との対比にて企業倫理について洞察を重ねる。

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Philadelphiaでは先週末より雪が降り始める。
先日訪れたNYCのSoHoでも師走のShoppingを楽しむ人々で道があふれ、気分はク早くもクリスマスモード。
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by whartonjapan09 | 2007-12-04 23:24 | Shu

魅惑の街~Atlantic City (Shu)

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メキシコ湾流がもたらす温暖な気候により、19世紀後半からリゾート地として発展したAtlanticCityは、東海岸一の規模を誇るカジノの街。海沿いに設けられたBoardwalkは、一攫千金の夢を抱いた人であふれている。

朝は10時過ぎにRittenhouseSquareを出発。道はAtlanticCityExpressWay一本で、時速70から80マイルくらいで淡々と走れば、50分くらいでリゾートホテル群が目に飛び込んでくる。

お昼はTrpicanaHotelに駐車してガイド一押しのHootersでチキンをほうばる。「いかにもアメリカらしい、明るく健康的なウエイトレスたちが出迎えてくれる。」

昼食後はBoardwalkを散歩し、モダンな造りのショッピングモール等を徘徊。幅18m、全長8kmに及ぶこの板張りの遊歩道沿いには、海側に白砂のビーチ、陸側にはカジノ・ホテル、レストラン、カフェなどが続き、カジノへ出入りする観光客で深夜まで賑わっている。
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さて、記念のカジノデビューは、カジノホテルとしては世界最大規模を誇る51階建てのデラックスホテルTajiMahalにて挑戦。ディーラー席は最低1Bet$10からと手に届かなかったため、ポーカーのマシーンにトライ。お遊びで25セントBetを数回繰り返していたら、エースのフォーカードで$42をゲット。

アブセコン灯台は、1857年の設立で、NJ州立史跡にも指定されている。古ぼけた地図には、アメリカ東海岸線での過去の難破船やU-boatの歴史が刻まれている。

Shin氏曰く「Coolでいけてる」AtlanticCityAquariumでは、数々の珍しい海生物を体験。カブトガニをひっくり返したり、子供のエイがかわいらしくヒレをぱたぱたと振っていたり、タツノオトシゴの変わった食事ぶりやどでかいウツボを目の当たりにしたり。
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何やかんやで充実した一日日帰りツアーを経験。決して、A子氏談の「熱海」「浦安」「川崎」ではありませんから。
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by whartonjapan09 | 2007-11-25 09:50 | Shu

Toyota Production System (Shu)

ジャスト・イン・タイム・・・必要な品物を必要なときに必要な量だけ手に入れることができれば、生産現場のムダ・ムラ・ムリをなくし、生産効率を向上させることができる。後工程が前工程に必要な品物を必要なときに必要な量だけ引き取りに行き、前工程はその引き取られた分だけ作り補充する。

かんばん・・・四角のビニール袋の中に入った小さな紙切れで、「なにをどれだけ」引き取るか、「なにをどのようにつくるか」が示されている。
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自働化・・・機械に人間の知恵を付与すること。この考えは作業ラインにも拡大され、異常が発生したら、作業者がラインをストップすることを徹底している。「自働化」により、不良品の発生を防止し、つくり過ぎを抑えることができる。

アンドン・・・生産現場にかかげられた「ライン・ストップ表示板」。異常を徹底的に排除するためには、ラインがとまることを恐れてはならない。
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職種の違った機械の多数台持ちは、アメリカにおいてはなかなか実行が難しかった。日本でなぜ可能だったかといえば、ひとつには日本には欧米のような職能別組合がなかったからである。単能工から多能工への移行は、職人気質という抵抗はあったものの日本では比較的スムーズに導入が可能であった。

生産現場ではリレーのバトン・タッチ式に作業をおこなっているが、トヨタではこのチームワークのことを「助け合い運動」と呼んでいる。また、周辺の協力企業ともども「運命共同体」の関係になってこそ、システム完成に向かいアプローチが可能となるのである。

日本のシステムでは、作業者一人ひとりが幅広い生産の技術を体得することを通じて、生産現場のトータルなシステム(製造技術)をつくり上げることに参画する、そして重要な役割を演じてもらう。それこそが、働き甲斐に通じるであろう。


「然しここに思いがけない自動車製造事業法が出来ましたので、今度は自分の道楽と言うような気儘な立場では製作出来ぬことになりました。国家に対する義務が生じてきました。」

「生産方法は米国式の大量生産方式に学ぶが、そのまま真似をするのでなく、「研究と創造」の精神を生かし、国情に合った生産方式を考案する。」


トヨタ生産方式は、アメリカ経営に魔術があるとするならば、日本的発想の日本オリジナルの「忍耐の経営」と称してもよいと私は考える。

「認識」とは私の好きな言葉である。その意味は非常に厳格なもの、対象物に対して積極的に迫り、本質をつかみ取る意味であると私は考えている。
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by whartonjapan09 | 2007-11-23 08:45 | Shu

Weekend (Shu)

~週末の過ごし方~

Thursday:
授業終了後、木曜夜は学内でELPのメンバーとテニス。
スペイン人、韓国人、日本人とインターナショナルなダブルスをエンジョイ。
日本人のTakuはさわやかナイスガイで、
更なる技術向上に向け、いつもコーチをお願いしている。

Friday:
一日スポーツデー。
この日があるから、平日睡眠3時間の勉強にも耐えることができる。

Saturday:
運動の疲れから、正午前後に起床。
FNCE予習デイに充てているが、午後はコンサートや食事会に出掛けることもしばしば。

Sunday:
午前中は、ショッピング&お散歩。
午後は、TeamMeeting、翌週の予習等に充てているが、NFLが終わってから始めることもしばしば。


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King of Prussia近隣のCostco。卸売り価格で販売しているため、飲料水その他を週末に大量購入。お勧めは高速がすいている日曜午前の開店前。自宅から20分程度。

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今週末のお買い物。





















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自宅近くのTargetでは、スポーツ用品、衣料等を購入。店内は早くもクリスマスモードに。








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自宅近くの児童館。読み聞かせ他、子供が歩きまわれるプレイスポットがある。



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自宅近くの公園。自宅から歩いてのお散歩コース。紅葉がなかなか美しい。







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大人専用遊技場。
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by whartonjapan09 | 2007-11-12 22:10 | Shu

End of 1Q (Shu)

―第1Quarter総括―
データの数量分析等、今後の学習に活用可能な基礎ツールを習得。統計における分散及び標準偏差はファイナンスにおけるリスク、ベータ値を学ぶ上の基礎となり、ミクロ経済学の需要・供給曲線はマーケティングにおける価格弾力性分析に活用される等、基礎ツールは科目を横断して使用される。マーケティング基礎ツールである5Cs、STP、4Ps、ミクロ経済学における不完全競争市場、ゲーム理論等は、第2Quarterでの競争戦略論へ発展していくものと思われる。会計学では、リース会計からGoodwillまで財務諸表各科目に関して一通りを学習。ファイナンス(前半)では、NPV、IRRからCAPMまでを網羅し、後半の市場効率性、資本構成等に発展していく。

MKTG(マーケティング):マーケティング機能とは、顧客の需要を満たすことを目的とした商品やサービスの相互便益交換の指導及び実施。状況分析に5Cs(Context、Company、Competition、Collaborators、Consumers)、戦略選択にSTP(Segmentation(各種特性(地理、人口、心理、行動)に基づく顧客層の細分化)、Targeting、Positioning)、戦略策定に4Ps(Product、Price、Place、Promotion)を活用。顧客による商品採用プロセスは、需要の認識→商品特定→商品に関する情報入手→商品評価→商品購入の決定→商品使用→使用後評価をたどる。ブランドとは、特定物(名前、シンボル等)、品質特定/保証、商品連想ネットワーク、顧客の価値観及び属性のシンボルを表す。ブランド・エクイティとは、認知、イメージ、ロイヤルティ等に基づくブランドが保有する資産的価値を指し、測定方法としては、トップダウンベース(DCF等)、顧客ベース(顧客調査)、市場ベース(買収事例、再購入価格等)がある。既存ブランドの活用方法としては、商品追加、新規商品導入、傘下ブランド/部分ブランド/共同ブランド導入等が考えられる。商品の価格設定範囲は、下限は製造コスト、上限はカスタマー・バリューとなる。流通チャンネルの機能には、配送、導入、メンテナンス、カスタマイゼーション、顧客特定、評価、ネゴ、オーダー取得、顧客情報フィードバック等が存在し、管理する上では、インセンティブ配布、独占契約締結、モニタリング等が有効である。プル戦略とは、広告等により顧客に対して直接情報提供/教育を行うことにより顧客側がら需要を喚起し、プッシュ戦略とは、流通チャンネルにインセンティブ等を配布し働きかけを行うことで需要を喚起する。マーケティングのコミュニケーションツールとしては、広告、クーポンやサンプル等のプロモーション、営業部隊、新聞や雑誌、口コミが存在し、測定方法としては、GRP(GrossRatingPoint=到達範囲×頻度)が挙げられる。

ACCT(会計):売上認識には、契約整備、商品配送もしくはサービス実施、価格設定、回収が合理的に確からしいことが条件となる。Goodwillはもともと40年以内の使用推定年数にて償却されていたが、2001年12月15日のSFAS142導入後、償却はなくなり減損テストが実施されることとなった。ソフトウェア開発費用はモデル完成までは費用認識されるが、完成後は資産化され償却される。現在USGAAPには未導入であるが、社内開発費用の会社買収後の一括費用認識につき、無形固定資産として資産化されることが検討されている。2005年6月15日以降、SFAS123Rの導入により、ストックオプションはオプションの公正価値にて計上され、報酬費用として受給期間に渡り償却される。SFAS159の導入により、あらゆる金融資産及び負債が公正価値として認識され、P/Lを通過することが検討されている。

FNCE(コーポレートファイナンス):財務計算器を用いて、永久債、年金型投資商品、成長型永久債、NPV、IRR等の計算方法を学習。財務担当者の責務は、会社の資本支出予算の決定、及び会社の資金調達の決定に分けられる。企業は、正の純現在価値(NPV)を持つプロジェクトを採用し、負の純現在価値を持つプロジェクトを却下することにより、株主価値の最大化に貢献することができる。現在価値を計算するにあたり将来のキャッシュフローを割引率(ハードルレート、資本コスト)にて割引くが、同等のリスクを有する証券が提供する期待収益率を使用するべきである。投資のリスクは、将来の収益率が確実に予想できないというところにあり、生じ得る結果の幅は、通常標準偏差により測定される。市場ポートフォリオの標準偏差は年率15から20%程度。個々の株式の標準偏差はこれより高いが、この変動の大部分は個別リスクによるものであり、分散投資により取り除くことが可能。市場の動きに対する感応度はβで測られる。個々の証券の期待リスクプレミアムはそのβに比例的に増加するということが資本資産価格モデル(CAPM:r – rf = β(rm – rf))の結論。

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by whartonjapan09 | 2007-11-06 17:06 | Shu

Barnes and Strategy (Shu)

今日はBarnes美術館を訪れた。閑静な住宅街であるMerionの緑に囲まれる。黒い門をくぐり抜けると早速セキュリティガード。事前予約制で、登録済みの名前を告げると通された。予約時間まで車で待機しろとのことで入るまで一苦労。しかし分厚いドアを通ると、そこは部屋一面絵画の宝庫だった。
数部屋しかないが、ところ狭しと絵画が並べられている。自分の見たところ、中心はセザンヌとルノアール。静物画と女の子の肖像画が多い。正直印象派にはそれほど興味がないのだが、鋭い視線を放つ肖像画があるなと思ったところピカソ作。ピカソによる肖像画はあまり見たことがなかったのだがここでは数点見られた。少し気を引くところではマティスとルソー。はっきりとした色使いが好きだ。お気に入りでは、ジョアン・ミロ、そして何と言ってもジョルジュ・ブラックである。
ブラックは、ピカソとともにキュビスムを代表する画家の一人。平面のキャンバスに様々な視点から対象が描かれ、何が表現されているのだろうと、まるで立体パズルを解くかの感覚で楽しむことができる。NYCのMoMAでも数点しか見られなかったのが、この小さな美術館には気付いただけでも3点が飾られていた。
Barnes自体市内への移転計画があるようだが、この森に囲まれた小さな、それでいて貴重な美術館は一度は訪れる価値があると思う。

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Georges Braque, Violin and Candlestick, Paris, (spring 1910)
San Francisco Museum of Modern Art

しとしと雨の降る中、セザンヌやルノアールが何十点と飾られているこの美術館で、それでいて何でブラックに惹かれるのだろうと考えていた。・・・やはりブラックの放つStyleの表現なのだろうか・・・以前にも、自分がここPhiladelphiaでMBAを学んでいく上で重要なのは、自分自身のStyleを確立していくことなのかなと書いたが、では、自分のStyleの原点は何なのだろうか。

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I do best when I visualize strategies in my mind, and I owe this skill to my longstanding passion for playing Shogi, Japanese chess.

I first encountered Shogi in kindergarten. Tatsuo, my late maternal grandfather, taught me the basic moves of the pieces and their comparative strengths. Shogi is similar to Western chess in some respects: as in chess, the interplay of pieces is fundamental – when a small battle launches in one area, the piece with the most connections to others wins and approaches the opponent’s king.

One definite difference from Western chess, however, is that Shogi enables players to use pieces captured from an opponent and put them on the board anywhere and whenever to support their pieces. This trait obviously makes the game complex creating numerous choices of moves. With little knowledge of such strategies, I could never defeat Tatsuo unless he intentionally lost to cheer me up.

As I matured, my passion for Shogi grew. In junior high school, a friend invited me by chance to join the Shogi club. In the club, the senior students taught me the numerous strategies that Tatsuo had not. Thousands of strategies exist in Shogi, and even now that number is expanding with improvements based on research made by professionals, a discourse which I continue to study today.

With trial and error, I came to choose the “Fourth File Rook” as my primary strategy. This strategy best fit me because it was well-balanced: with 70% defense and 30% offense in the beginning of the game, it opens a way to dive for an opponent’s king once the chance comes. I sometimes trained playing Shogi with pieces and board in my head; I played out loud with a club mate during our hiking school trips – we would call out our moves, playing on an imaginary board. As time passed, I devoted myself to lead our club to win the National Team Tournament in 1990.

I am glad for the cerebral dimension Shogi adds to my life. When you train Shogi long enough, you get to a point where you can define the phase (winning or losing) by looking at the overall board even before any pieces begin to battle. My sense of the interplay of pieces, and of hypothetical developments, has become intuitive. I see patterns on the board as aesthetically elegant.

This skill for visualization has helped me in academics, with mathematics, and professional life, with capital strategies, as well. Before moving my hands to calculate a problem, I visualize every part working effectively to form the perfect shape, often smoothing into a curve. This visualization proves to be right after countless calculations and simulations. Though I had come a long way from playing Tatsuo, my skills, derived from Shogi, have served me well and I know they will continue to do so in the future.
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つたない英語ではあるが、一年前に自分を表現しようと努力して書いた記憶がよみがえる。

自分にとってのKeywordは「Strategy」なのかもしれない。MGECの授業に惹かれたのも、White教授の存在が大きいが、そもそもゲーム理論等Strategyの一面を含んでいることに対して無意識に興味を抱いていたのかもしれない。Q2では、TelecomTech&CompStrategyというelectiveをとっているが、このWhartonの2年間、「Strategy」を頭の片隅において学んでいきたい。
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by whartonjapan09 | 2007-10-28 10:55 | Shu