Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
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カテゴリ:タク( 24 )

Commencement (タク)

タクです。

早いものでもうWhartonでの一年目が終了しました。そして二年生は早くも卒業していこうとしています。

この一年はこれまでの生活とガラッと変わったこともあり気付きの連続でした。いろんな意味で本当に勉強になりました。自分の足りないものを感じる毎日で、より自分が力を向けるべきことは何かを考えさせられました。特に自分が自分を変えられなくなりつつあることは、以前から感じてはいましたが厳然とした事実でした。。。う~ん、歳かな。二年目はもっとがんばろう。

このBlogにも大変お世話になりました。これまで接したことのない人たちの意見を聞く貴重な場であったと同時に、自分を日々の生活に埋没させないツールとして頼ってきました。一番つらく目の前のことにいっぱいいっぱいになる時ほど遠くを見よう、と、生活が落ち着かず、勉強もどこまでやれば足りるのか全くわからず、自分がどこに向かっているのかすっかり忘れそうになる瞬間、このBlogに一週間の気付きを記すことによって先を見ることを思い出せたような気がします。振り返ってみると結構な量になったなぁ。何よりも一番きつい時に書き続けることができたことが自分の中での収穫でした。そしてこのBlogをきっかけに講義ごとに必ず一つ感じたことをノートに記すようにしていたのですが、内容に濃淡はあれそれも結構な量になりました。振り返ると受動的に受けた講義内容は全然思い出せない反面、自分でメモった箇所は鮮明に思い出すことができます。

生活も落ち着き余裕が出てきたのでむしろBlogをUpするのをやめていたのですが、このままFade Awayするのも何かと思い、〆の投稿をしようと思い立ちました。もちろんまだ投稿を続けてくれるMemberもいるようですので、引き続きよろしくお願いします(真偽のほどは別にして、「オッサン」なんかは俺は続けるよ!と言ってくれています)。ただ僕はこの辺で一つ区切りをつけようかと思います。本当にありがとうございました。


a0106603_5223031.jpgさて、今週から長い夏休みに入ります。僕は社費留学でかつ年寄りなので全くと言っていいほど就職活動をせずに来たのですが、年が明けてから、長い夏休みの過ごし方として一度人生を振り返る意味でもインターンをしよう!と思い立ちました。ひょっとしてひょっとすると自分の天職に出会ってしまうかもしれないし。しかし、世の中甘くはなく、そんな遅刻モードで開始した準備不足の活動で簡単にインターン先が見つかるわけもなく、既に申し込みの締め切りそのものが終了している企業が多数。しかしこれまでお世話になった方々のお陰でいくつか挑戦する機会をもらいました。

◇ ベンチャー
シンクタンク及び外資系投資銀行に勤めていた知人が昨年会社を辞め立ち上げたベンチャーを覗かせてもらうことになりました。事業を立ち上げる前の迷いの段階から彼らの様子を垣間見ていただけに現在どうなっているやら。しかし(株)カカクコムの代表取締役穐田氏から出資を受け、またPizza-Laなどを運営する(株)フォーシーズの代表取締役淺野氏などを社外取締役に迎えるなど、彼らの行動力には頭が下がります。この間本格営業が始まったばかりですが、先日は某新聞にも大きく取り上げられ、今度GQなどの雑誌にまで登場するにまでなりつつあり、ついこの前まで日頃の悩みを語り合っていた彼らの背中がずっと遠くに離れてしまったような気がして、ここにとどまっている自分に苛立ちも感じました。でもそんな彼らの様子を見ることができる今回、本当に楽しみです。

◇ ヘッジファンド
NYのヘッジファンドにお世話になることになりました。Footballを通じて知り合うことができた大先輩の彼は旧東京銀行にてNY駐在中、仕事の傍らNY SternにてMBAを取得し、その後独立してヘッジファンドを設立。今やその業界では有名で、ワールドビジネスサテライトに始まり、経済誌の数々にコメントをよせる等、金銭面、名声ともに成功者です。その一方で気さくで且つお金にとらわれず大きな目標をもつその人柄も魅力的です。僕はエネルギー業界でトレーディングをやっていましたが、今や純粋なトレーディングに関わらずすべての分野でヘッジファンドの動きが大きな影響を与えます。いや、既に彼らが主流とも言えるでしょう。そんなヘッジファンドのほんの少しとは言えその一部を見ることができるのは大変貴重です。しかも景気の悪いこのアメリカでこんなチャンスをもらえたのは奇跡に近いので、すでにドキドキしていますが楽しみたいと思います。

◇ コンサルティングファーム
こちらは唯一まともな応募手続きを通じてオファーを頂きました。しかしこの準備不足の僕をとってくれたのは、会社の先輩や同期、後輩が転職し活躍しているからに他なりません。僕自身はコンサルに向いているとは到底思えないのですが、頭脳明晰な彼らの考え方に接することができる場であると同時に、この職業に進まない場合でも今後仕事でお世話になるケースが必ず出てくると思います。NYで開かれた説明会や面接に参加したのですが、どの方も笑顔でジョークを交え爽やかに話す一方で必ず芯が通っており、ポイントをついて話を持っていくあたり感心させられました。そして「コンサル」に対する偏見からかすべて分析されているかのような錯覚に陥ってしまい気が抜けませんでした。二週間のプログラムですが、そんな彼らの考え方に触れる機会はそうそうなく、気持ち高まってます。楽しみです。

◇ ワイハ
なんと家族で一ヶ月間ハワイに行ってきます。カリブや南米方面も考えたのですが、途中日本から両親も参加してくれることになり、中間地点のハワイに決定。こんなチャンスは二度とないだろうなぁ。。。体作りと読書、そして何よりも家族とのゆったりとした時間にしたいと思います。


そしてこの貴重な四ヶ月の夏休みの後にはMBA二年目が。今年一年の出来事と夏の出会い、考えたことを踏まえて新しいチャレンジの連続にしたいと思います。


それではみなさん充実した夏休みにしましょう!

そして充実顔でまた9月に再会しましょう!!

ではまた!!!
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by whartonjapan09 | 2008-05-15 05:31 | タク

Kansya - Wharton Japan Trek 2008 - Part II (タク)

タクです。

皆さん、Japan Trekお疲れ様でした。参加者からは本当に大絶賛のツアーでした。日本を知らない人々に日本の良さを伝えたい、と言う純粋な思いで忙しい中このTrekの準備にCommitし続けてきた皆さんは、そのがんばりに比例して喜びも大きなものになっていると思います。

僕自身は正直自分の中でこのTrekにCommitしきれておらず、みんなのおかげで喜びを分けてもらえたと言う思いがTrekが進むにつれて強くなり、自分からCommitしないことには本当の喜びは得られないと言う当たり前のことを再認識。もちろんみんなのおかげですべてサイコー!でしたが、自分の取り組み方を考えることも含めて大変いい経験となったTrekでした。

このTrekはこれまで先輩達が培ってきたものに毎年いいものが上乗せされており、今後も素晴らしいものになるのは間違いありません。来年以降参加する方、日本の良さを知ってもらいたいと言う純粋な気持ちで自らCommitしていけば、かけた力と時間をはるかに越えた達成感が得られることは間違いなしです。今後もこの企画が進化していくのを楽しみにしています。


一方でTrek中から既に参加者のみんなからは「awesome!」「great!!」の大合唱を聞き、普段授業で取り上げられる日本と他の国との違いを、あれこれ口で言うのではなく、何よりも肌で感じてもらう本当にいい機会だったと思います。百聞は一見にしかずとはまさにこのことですね。

例えば、

「大人数でカラオケに行って長時間散々大騒ぎした挙句、部屋ん中グチャグチャにしてしまったのに一人たった1,700円だったんだよ!最後の精算のときに店員にTipを渡そうとしたんだけど、1円すら受け取ろうとしないんだ。この国はいったいどうなってんの?何度渡そうとしても拒否するからムカついて2万円投げつけて出てきたよ。振り返ったら店員がものすごい勢いでお辞儀してた。Awesome!」

とか、

「自動販売機がものすごいたくさんきれいに並んでる!こんなん見たことない!写真いっぱい撮っちゃった。Amazing!」

とか、

「トイレがどこへ行っても恐ろしくキレイ!しかもボタン押したらシャワーが出てきてヒャー!」

とか、

「毎度毎度バスに乗れと後ろから名簿を抱えた奴が俺のケツをける~♪♪♪」

とかとかとか、大半は僕達にとっては当然である身の回りの小さなことから違いを感じ取ってもらえる瞬間は本当に感動でした。


そんな満足感に浸りながら、帰りの飛行機の中で極小のシートに何とか体を収めながら読んでいた週刊エコノミスト紙の最初のページのエッセーに目がとまりました。日本のことを全く知らない135名もの外国人と濃密な一週間を過ごした自分に非常にタイムリーで感慨深いものがありました。

皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


---
日本を観光した中国の知人がわたしにその「成果」を話した。「目立たないところもきれいにしている。レジの前に客が二人しかいないのにきちんと並んでいる・・・。」富士山や温泉旅館、金閣寺に興味を持つと思っていたのに、彼はむしろ日本の日常の新鮮さに興奮を覚えていた。
旅の楽しみの本質は、名勝・名所を訪ねることではない。いつもの日常や常識と異なるものに出会えることである。
パーティに行く前、誰もがうきうきする。恋人とのデートには、いつも心が躍る。新人が入社すると、窓際族もしばらくちゃんとする。我々人間は、異なるものと出会う時、必ず前向きになる。その異なるものは、古くから存在しているにもかかわらず、我々がそれに新しさと希望を感じるのである。

・・・(中略)・・・

日本には新興国のような2ケタの成長はできないし、必要もない。閉塞感を打開するキーワードは「旅に出る」ことだと思う。それは新しいものを捜し求めることではない。行っていない場所を尋ねること、離れている人々と友人になることだ。
(宋文洲 著/週刊エコノミスト・3月25日号)
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by whartonjapan09 | 2008-03-20 09:34 | タク

Obama (タク)

タクです。

Japan Trekのオーガナイザーの一員として9ヶ月ぶりに日本に帰ります。今空港で待ち時間を利用してこの文章を書いています。Trekの様子についてはこれからみんながたくさん投稿してくれると思います。これからどんなハプニングが待ち受けているのか楽しみですね。みんなの逸話を楽しみにしてます。みなさん面白い投稿ヨロシク。そして僕はこれまでみんなに準備を任せっぱなしにしてきた分、現場の力仕事で返したいと思います。そして初めて「日本」を体験するガイジン連中に「日本サイコー!」と言わせることができるようがんばりたいと思います。


さて、最近大統領選挙の行方をちょっぴり注目しているのですが、それには訳があります。初の黒人大統領となるかが注目されるオバマ氏、これに熱い視線を送っている、、、と言うか便乗で町興しを狙っている福井県オバマ市(小浜市)、ここはなんと僕の生まれ故郷なのです。人口3万5千人の小さな田舎町で小学校5年生までを過ごしましたが、その小さな町がまさかアメリカの大統領選挙で注目されることになろうとは。。このところ北朝鮮の拉致事件現場のひとつであったことや、NHKの連続テレビ小説の舞台となっている(らしい)ことで注目が増しているとは聞いていましたが、またひとつニュースが増えました。そして注目度はゼロですが、まさかその田舎町の自然に囲まれて育った自分がフィラデルフィアのビジネススクールに行くことになろうとは周囲の誰も想像していなかったと思います。

そしてまったく別の話題ですが最近のニュースと言えば、FootballのスターQB、Green Bay PackersのBrett Favre選手が38歳にして17年間の選手生活にピリオドを打つことを決意。過去スーパーボウルを制したばかりでなく、今期も依然としてトップレベルの数字をあげており、これからも鉄人として数々の数字を塗り替えることを期待されていた彼ですが、「自分がまだPlayできることはわかっている。しかし精神的に疲れてしまったんだ」と言う、少し寂しいコメントとともに引退を発表しました。

a0106603_156464.jpgレベルは全く違いますがまだまだPlayできる中で選手を退く決意したものとしてスポーツ選手の引退について書いてみたい気もしますが、今回はオバマ氏とファーブ選手のニュースでふと感じた共通項について書いてみたいと思います。

その共通項とは「なぜ彼らはがんばるのか(がんばれたのか)?」と言うことです。

それはお金のため??どう考えても違いますよね。。多分これ以上稼いだところで彼らの生活はそれほど変わらないでしょう。名声??多分もう十二分に名声は得たでしょう。今以上の名声が欲しいという可能性もゼロではありませんが、それだけではないように思います。ではなぜか?

それは限りなく「自己実現のため」に近いであろうと想像します。

マズローの欲求段階説によると、人は人間の持つ5段階の欲求のうち4段階目、すなわち上から2番目のesteem needsと呼ばれる領域に到達すると、他人からの尊敬や責任ある地位を求めるようになり、そしてそれを越えると最上級の欲求として自己実現、すなわち周囲にとらわれることなく自分の本当に求めるものを追求する欲望を持つそうです。

よくスポーツ選手が契約更改で、僕達の感覚では多いの少ないのと騒ぐ必要があるの?と言うような高額の契約金をめぐって交渉をしているシーンを見かけますが、彼らにとってお金は生活の糧ではなく、自分の評価のバロメーターなのです。だから彼らは自分の活躍に対しての「評価としての金額」にこだわるわけです。それは先程の上から2段階目の欲求に当たりますね。

しかし、それも十分に達成された先には何が待っているのか?それはもう、本人達一人ひとりにしかわからない世界だと思います。オバマ氏もファーブ選手もきっとその世界に踏み込んでいるのだろうと思います。

今年保有資産世界一となった投資家ウォーレン・バフェット氏が以前確かコロンビア大学での講演において生徒の質問への答えとして「わたしはお金から解放されている。お金のために自分が動く必要はなく、お金を動かす立場にいられる。これは幸せなことだ。」と言う内容の話をしたことがありますが、富と名声の両方を得た彼らのあとに待っているものとは何なのでしょうか?

日本においてはお金から開放されることは一般庶民にはそうそうあることではないので、お金を得ることと自己実現の両方を達成できる手段をみんな必死になって考えているわけですが、この国ではお金から解放されるチャンスをみんな意外と身近に感じているような気がします。少なくともここWhartonの学生達は視野に入れているのではと思います。だからこそ真っ先にお金を作り出すことに貪欲になれるような気がしますが、一歩間違えると一生お金のためだけにアクセク働いたと言うことになりかねず、そしてその可能性のほうが圧倒的に高いのは間違いありません。しかし一方で自分の欲求が満たされないまま、いきなり真の自己実現を追及できるほど徳の高い人間でない僕はいったいどこに向かえばいいのか、、、時々途方に暮れます。お金は必要だし、人から認めてもらえたらうれしいし、でも本当は何にもとらわれずもっともっと追求してみたいことがいっぱいあるし。。。

ここWhartonを卒業するまでにはひとつの結論に到達し、決意の一歩を踏み出したいと思います。
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by whartonjapan09 | 2008-03-08 02:01 | タク

Differential (タク)

タクです。

最近すっかりBlogの更新をサボっていました。スミマセン。やっぱちょっとしたことでもどんどん感じたことを共有しましょう。秘めたる闘志は闘志がないのと一緒と言われたことがあります。やっぱり僕達は恵まれた環境に身を置いていて、それぞれみんな様々な感じ方をしています。いつの間にやらそんな環境が当たり前になってきていますが、自分からもっともっと刺激を求めにいって、更にそれを発信・共有できたらサイコーだと思います。発信!


さて、僕は各授業で感じたことや新しい発見を毎回メモするようにしているのですが、時には何にも感じることができない授業もあり、それでも何かを見つけようとするわけですがこれが結構つらい。。。しかしこれもBlogと一緒で一度サボるとどんどんサボり癖がついてしまいます。DIP前から中断してしまっていたそのメモを再開することにしました。

というわけで、今回はふと目に留まったニュースで感じたことを。先日日本のWebのニュースを見ていたら、各国で行われた経済格差に対する感じ方と言う記事がありました。その結果が以下の通り。

Q: 日頃「経済格差」を感じますか? (「Yes」と回答した比率)
1. 韓国: 86%
2. イタリア・ボルトガル: 84%
4. 日本: 83%
… フランス: 78%, イギリス: 56%, アメリカ: 52%

a0106603_2230579.jpgどういう調査方法だったのかわかりませんが正直驚きです。どこが驚きかって韓国で86%、日本で83%もの人が経済的格差があると感じていること。当然格差は事実として必ず存在しますが、それを83%の人が 多分Negativeなイメージで普段から感じてるって、、、、その一方で、この極寒のフィラデルフィアでは人通りの多い歩道のど真ん中の温かい湯気が出てくるマンホールの上で熟眠している人や物乞いをする人を普通に見かけるし、ちょっと郊外に行けば昼間にもかかわらず車でも通るのを避けたほうがいいといわれる貧しい地域が点在します。ここアメリカでは人々の二極化が進み、富める層は高い教育と十分なチャンスが与えられますます裕福になる一方で、かなりの割合を占める裕福ではない層はそこから一向に抜け出せない構造が鮮明になりつつあると言われています。まさに「格差社会」のこの状況で52%。不思議です。

お金はすべてのものをひとつの物差しにのせて比較できる素晴らしいツールですが、それ故それ自体を求めることに終着点はないように思います。ここビジネススクールではお金を如何に効率的に生み出し、付き合っていくかと言うことを徹底的に学ぶわけですが、相対的な価値を計るお金が軸である以上、結果が同じでも感じ方ひとつで全く違った世界になってしまいます。難しいですね。

なんかとりとめありませんが、今日はこの辺で。
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by whartonjapan09 | 2008-02-22 22:38 | タク

Football in US (タク)

タクです。

これから2週間、DIP WEEKという事でCoreの授業が休みになってしまいますが、ちょうどそのど真ん中の日曜日に大統領選挙と並ぶアメリカの一大イベント、Super Bowlが開催されます。a0106603_062170.jpg当日までの一週間をSuper Bowl Weekと呼びアメリカ全体が浮かれるわけですが、このアメリカにおける”アメリカンフットボール”はまさに商業主義の象徴とも言うべき存在で、アメリカらしさを存分に味わうことができるスポーツだと思います。中にはそんなShowとして行き過ぎたスポーツがキライだという人もいますが(実は僕もそんな人間の一人なのですが)、一つの確立された形であることは紛れもない事実です。

今回はそのアメリカン商業主義魂を感じることができたエピソードをいくつか紹介したいと思います。

◇ ルールがしょっちゅう変わる!
このスポーツは本当によくルールが変わります。見た目はあまり変わらないようにみえても年々変更が加えられ、PlayerやCoachにとってその対応によって勝敗を分けることとなります。なぜルールがしょっちゅう変わるのか?それはお客さんに喜んでもらうためにHigh ScoringでSpeedyなGameを展開するためです。これはFootballに限ったことではなく、わかりやすいところで言うと、Basketball(NBA)で3-point制度が導入されたりZone Defenseが禁止されていることや、MLBではピッチャーの投球間隔が日本に比べて短く設定されどんどんGameが進行されるところなど、選手よりも観客の立場でのルール設定がなされます。ルールがあれだけシンプルなサッカーがアメリカでなかなか浸透しないのはGameの展開が遅いことが原因によく挙げられます。

◇ TV! TV!! TV!!!
Gameの運営もテレビ放送を軸にすべてがまわります。Gameの開始時間はプライムタイムに設定され、その週の好カードはMonday Night Footballとして特別に月曜に開催されます。そして驚くべきことにテレビがコマーシャルの時はGameも止まります。以前幸運にも全米で生中継される試合に出場したことがあるのですが、途中いつまでたっても試合が再開されず、フィールドの真ん中でやる気満々の僕は途方に暮れた時がありました。他の選手も何事もないかのようにくつろいでるし、、、近くの審判に聞くと、「コマーシャルタイムアウトだよ。」と一言。「こ、こ、こまーしゃるたいむあうと??」そんな言葉があることも初めて知りました。。どうりでテレビではコマーシャルが終わるとちょうどいい感じでGameが再開されるわけだ。

◇ Technology
この国はなんでも自動化・一体化するのが好きなのか、自動回転ロリポップやらI Pod付サングラスやら小型扇風機付帽子やら、日本ではありえない商品がヒットしたりしますが、Footballでも面白新しい技術がどんどん取り入れられます。例えば最近はどの試合もだいたい空中撮影カメラがあの広いフィールドの上をまわっています。これはワイヤーでつるされたカメラが選手に近づいて撮影するもので、初めて見た時はビビりました。どうやって操作してるんだろう??ちなみにサイドラインにいるCoachがインカムをつけていますがあれは基本的には高いところから試合を分析しているスタッフと話すためのものであり、フィールドでその指示を聞けるのはQuarter Backだけのはずです(最近はどうなっているのか知りませんが)。以前は試合中は大歓声でCoachの声がよく聞こえなかったようですが、最近選手が聞きにくそうな素振りをしていないのは何かまた新しいTechnologyが導入されたのでしょうか。そしてアメリカではそこら中で見かける原色のスポーツドリンク”Gatorade”。これはもともとたくさん汗をかくFootball選手が試合や練習中に効果的に水分補給できるようにと、Florida大のFootball Team “Gators”を"aid"する飲み物、"Gator-aid"として開発されたものらしいです。それ以外にもFootball選手向けに開発されたグッズで今身の回りに見かけるものは山ほどあります。

◇ 大量資本投下体質
このスポーツは大量の資本を投下し、放映権などを絡め大きくお金を回収するビジネスモデルを志向していることもあり大掛かりです。。試合では毎回花火がどんどんあがり、時には戦闘機が会場の上を飛び回ります。Super Bowlのハーフタイムショーに至っては一昔前の紅白歌合戦のトリのようなイベントです。僕も練習を休んで日本のスポンサーめぐりに駆り出されることがあり、選手としてよりも広告塔としての立場を重要視されていることを寂しく思ったりもしました。。。しかしアメリカ国内では大成功しているものの、ヨーロッパでの失敗など海外展開に関してビジネスモデルの転換を迫られており、国内でこれ以上の成長を見込めないNFLの課題です。その一方でサッカーも巨大マーケットアメリカで普及活動に力を入れており、ベッカム選手が確か$250millionと言うとんでもない移籍金でLAに移籍したことはよく知られています。サッカーはFootballと一線を画し地道な普及活動から始めており、今後の動向が注目されるところ(そして日本のマイナースポーツの普及には参考になるところ)ではありますが、それでも$250millionで選手を引っ張ってくるあたりはすごいの一言に尽きます。

◇ 選手は商品
今や選手の契約金はとんでもない額にになっています。One Seasonたった16試合 + Play Off。Summer Campから数えても最長で半年程度で何十億円を手にする選手が数多くいます。平均選手寿命が4年と言われていますから、まさにHigh Risk High Return・太く短くの人生と言えるでしょう。そしてその選手は”商品”です。例えばドラフト前の選手が集まってスカウトの前で紹介されるイベントがあるのですが、なんと、全員パンツ一丁になり、何十人ものスカウトが見守る中体重と腕の長さを測定され、その体つきをみせる機会があります。当時僕はひときわ体が細くその場に立つことすら抵抗を感じると同時に、奴隷市場のような会場の熱気にちょっと”ひいた”ものでした。そんな選手たちは怪我や病気の履歴まで記録されリストに載せられ、それぞれの契約に従って行動から着るものまで規定されます(車の運転の可否まで契約に記載されることもある)。ちなみに通常選手は試合でNFLのOfficial Sponsor以外のグッズを身につけると、”ソックス違反$1,000・グローブ違反$2,000”と言うように罰金が課されます(正確な金額は忘れました)。ま、選手は個人でもスポーツメーカーと契約しており、そんな罰金も契約を持つ人はそのスポンサーが払ってくれます。

話し出すときりがないのでこの辺にしておきます。この他にもいろいろ出会って驚いたことや人から聞いたスゴイ話があるのでまた機会があったら紹介したいと思います。それにしてもスポーツひとつをとってもこの国はすごいわホント。


アメリカで楽しみにしている二大イベントのうちの一つ、Super Bowlまでの一週間、シンプルに雰囲気から楽しんでみたいと思います。
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by whartonjapan09 | 2008-01-27 00:05 | タク

Overcome (タク)

タクです。

Ecuadorから帰ってきた翌日から授業が始まりました。壮大な大自然からいきなり日常に引き戻され、以前からあまり体調がよくなかったこともありますがEcuadorのToughな環境で更に悪化したこともあり、未だに体と気持ちの切り替えがなかなかうまくいきません。。。


今回はOPIMと呼ばれるOperations Managementの授業について触れてみたいと思います。

WhartonではCoreにこのOperations Managementの授業がなんと3コマも割り当てられており、今回受けているのはそのうちの2コマ目にあたります。1コマ目ではExcelのSolver機能やCrystal Ballと呼ばれるLinear Programを解くSoftをつかってOperation Optimizationを実際に試みる(紙の上でですが)ものでしたが、今回は前回より実際の現場に近いCaseを取り上げています。

とは言うものの、もともとFinance志向の強い学生が多いですから大半は、いくらなんでもOperations Managementに時間をかけ過ぎだ、ということで授業に対する姿勢も消極的です。しかもこの時期アメリカ人学生の大半が就職面接期間(DIP WEEK)を控えていることもあり、人生を決める一大イベントに力を注ぎたいというのが本音でしょう。

a0106603_23551398.jpgそしてそれに追い討ちをかけるように、僕のCohortの担当教授が中国人で、僕が言うのもなんですが、すさまじく英語が下手なのです。受講している学生もその表現の稚拙さに苦笑の連続。彼らの教授に対するある種哀れみのような目を見ると、とても他人事とは思えません。そして不思議なことに僕が理解できる話もアメリカ人たちは理解できないことが多いらしく周囲から「タク、今彼は何て言ったの?」と聞かれる始末。アメリカ人にとっては彼らが普段慣れ親しんだ表現を自然に予想しながら聞いているのでしょう、それ以外のとっぴな表現が突如出てくると「??」となってしまうようなのです。僕にとってはいつもの通り、授業の内容から話されるであろうことを必死に予想しながら聞いているため、不自然な表現であっても何とかついていけるという奇妙な逆転現象がおこったりしています。

しかし、この教授はそんなことは全く意に介せず、学生に対し、時には質問を繰り返させ、時には強引に質問を無視し、そしてつまらないギャグを連発し苦笑を誘いながら授業をグイグイ進めます。

これだけのLanguage Barrierがありながら授業を進めるだけでも大変なのに、みんなが興味をそれほど強く感じていない内容を語るわけで、彼の苦労が容易に想像できるのですが、個人的にはこの教授の授業が気に入っています。というのも、Operationの授業をそれだけにとどまらせず、高いレベルにのTake Awayを与えようとしている意気込みを感じるからです。例えばこれまで以下のようなものがありました。

1. 今日のOperations Managementは見えにくいDemandを勘案したより複雑なものである。すなわちBuyer’s Marketと化した世界でのManagementである。これは過去のようにDemandがクリアーで、物を作れば売れる時代にSupply Managementだけを行えばよかったものと大きく異なる点である。

2. 初期のFordのAssembly LineとTOSHIBA(第二回の授業で取り扱ったCase)のLineとの違いは何であろう?それは前者がSupervisorを置き全体を監視させ、Bottleneckとなっている箇所(人)にムチを与えるものである一方、後者はSupporterと呼ばれるLine全体をカバーできる人材を配置しBottleneckを解消すべくWorkさせるものである。また改善を提案した労働者に対してはハッキリとした形(金額は小さいが金銭)で報いる。これらは労働者に効率性を個人、組織の両面から考えさせ自発的に改善を促す、すなわち人を管理ではなくMotivateしている点で大きく異なっている。

授業の際はOperationの授業の重要性を必死に説いていて一瞬なんかこじつけのようにも感じましたが、なかなか日本の製造業の強さを一言で説明できる教授がいない中、この説明を受け個人的にはスッと”落ちた”ように感じました。

このタームは前回に比べ数字を扱う授業が多く純ジャパの僕には比較的親しみやすいですが、単に数字の扱い方を学んだだけにとどまらずその一歩先を理解できるように取り組んでいきたいと思います。
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by whartonjapan09 | 2008-01-19 00:09 | タク

Leadership Venture – Ecuador Trek (タク&シン)

タクです。

年末年始、シンとともにLeadership Venture ProgramのEcuador Trekに参加してきました。

Leadership Venture Programは学校が提供するプログラムで、それぞれのActivityを通じLeadershipを養おうというもので、Ecuador Trekへの参加が決まった当初は学校の仲間と一緒に楽しく山登り、、、くらいに思っていましたが、ず~っとまじめで、また登山そのものも限界に挑戦するといっても過言ではない厳しい内容であり、真剣に取り組むことを通じて喜びを共有する機会であると言えます。

今回はシンとともに二回シリーズでEcuador Trekの模様をお伝えしたいと思います。前半は僕が担当します(すみません、長いです)。


a0106603_8523212.jpgEcuador Trekの参加者は総勢24名、内およそ3分の1が一年生です。日程は12月29日の晩に現地に集合し、1月4日に予定されている南米の富士山こと、コトパクシー山登山に向けて高地トレーニング、氷河トレーニングを行い、最終的に1月6日に現地解散する日程でした。ちなみに一年生は1月7日からCoreの授業開始です(涙)。

この24名をさらに二つのチームに分け、12名のMember + Leadership Fellow 1名とガイドの2人の合計15名で朝から晩までほぼずっと一緒に過ごすことになります。食事などの日常生活や体力の限界への挑戦を通じて、普段は見ることのできないであろうそれぞれの一面を見ることができ、ふとした瞬間アメリカ人ってこんな風に考えるんだ、、、とか、日本人としては当たり前と思ってることでもアメリカ人はひとつのトピックとして議論するんだ、、、とか、教室では味わえないアメリカ人社会の一面を見ることができました。


では順を追って感じたことやハプニングを紹介していきたいと思います。

◇ Day 1 (Dec 30)
初日のこの日、みんなとの初顔合わせ。僕はシンと同じBチームです。各自の自己紹介とともに今回のチームの目標設定に半日を費やしました。メンバーは2名が日本人、アルゼンチン人女性(Jackie)、コロンビア人女性(Catalina)、インド人女性(Shilpi)、イラン人男性(Maz)、 残りがアメリカ人(男: Joe, Wes, Dave, Jim / 女: Lenore, Page)。男女比は8:5です。バックグラウンドも様々で、Army出身のWesとNavy出身のLenoreはなんかコードネームで話をしたり、JackieとCatalinaはスペイン語でみんなの通訳として活躍したりとなかなか面白い取り合わせでした。

そして今回のわがチームの目標は

「メンバー全員が頂上制覇!」

と言うもの。その為に自分ができることは率先してやろう!Team before selfの精神で行こう!とお互い約束しました。

ま、みんないいこと言う割には自分がつらい役割を与えられそうになるとアメリカ人を中心に「I’m not confident ….」とか「I’m comfortable with …」とか、I … I … I…と自己中発言が続出。やっぱりアメリカ人って、、、本番の登山がどれほど厳しいか全くわからない状況だからこそ、ホントのリーダーは率先してつらいところに飛び込んでいくべきだ!と思っていた僕にとってはちょっぴり残念な瞬間でした。

とは言え、お互い手探りながらこれからしばらく一緒になるメンバーとようやく顔を合わせ、「おっしゃー、やるぞー!」という気持ちでみんないっぱいです。

◇ Day 2 (Dec 31)
この日はピチンチャ山と言う約5,000mの山へのHiking。Hikingと言っても朝4時に出発し、6時に現地到着。約8時間くらいかけ荷物を背負った状態で歩きまくりです。道程も足元がすぐ崩れる足場の悪いところから、落ちたら相当やばい崖のようなところを順に通っていったりと、空気が薄い中、最初のトレーニングにしてはハードなんじゃないの??そして高所が苦手なのかシンは崖では若干無口でした。

a0106603_8254865.jpgとは言え全員が無事頂上までたどり着くことができました。頂上でシンからもらったスニッカーズのおいしいこと。この分だとコトパクシーも結構いけるんじゃないの?と気持ちの余裕が生まれました。そしてこれが全くの間違いであることに当日気付かせられるのでした。。。

ちなみに、エクアドルでは下痢に注意!と出発前さんざん脅されていたので下痢止めをキッチリ準備してきたのですが、実際は全く逆の症状に。人生初の3日間お通じがなく、「山の中で突然もよおしたらどないしよ。。」とかつてない焦燥感にかられました。

そして午後にホテルに戻ると二つのアクシデントが。ひとつはなんと今日は大晦日!と言うことで目の前がお祭り状態・大音量のカオスに。。。あの~、お昼寝したいんですけど。。。そして昨晩は大丈夫だったシャワーからお湯が出ない。。。ちなみにちゃんとシャワーからお湯を浴びることができるのは結局最終日になるのでした(涙)。

夜はシンとともにエクアドルのカウントダウンをおがみに行くことに。花火で祝うところはどの国も同じですが、この国では大体人の大きさくらいの人形を道のあちこちで燃やします。ロケット花火が目の前を通過する中、道端では人型の人形が燃やされていて、しかもそこら中にショットガンを持った警官がウロウロしているという、なんとも傍目には物騒ですが、異国の地で無事年明けることができました。

「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。」

◇ Day 3 (Jan 1)
a0106603_8262972.jpgこの日は一日休養且つお互いの親睦ということで、首都キト観光。この街は旧インカ帝国第二の都市で標高は2,800m。スペインに支配された歴史から、スペイン調の街並みがあちこちにみられます。インカ帝国の首都クスコも3,000m以上あることを考えると、太陽を神として崇めた彼らが少しでも神様の近くに街を作ろうとしたのは本当のようです。

正月休みで静かな街を一周し、少しずつ本番の日に向けて気持ちを高めてみたりしたのでした。

◇ Day 4 (Jan 2)
この日はコトパクシー山に向けて出発。途中エクアドルで一番大きいスーパーで食糧を買い込み麓の山小屋へ。明日の氷河トレーニングへ向けた装備の準備など、本番に向けて嫌でも気持ちが高まります。小屋の外にはコトパクシーの頂上が真っ青な空にそびえています。なんか手が届きそう~。サクッと登れるんじゃないの?いや、まさかね~

◇ Day 5 (Jan 3)
この日は氷河トレーニング。足を滑らせたときのピッケルを使ったとまり方などを実際に練習します。お、以外に簡単。しかも周囲に広がる景色の壮大なこと。雲は眼下に広がり、抜けるような青い空。サイコーにキモチイイ~!!体も高いところに慣れてきたせいか、それとも毎日飲んでいる高山病対策の薬が効いてるのか意外と大丈夫。でもホントに落ちたときってこんなに落ち着いてさばけるんかいな。。。

a0106603_8271814.jpgちなみにこの辺で気温は既に氷点下。にもかかわらず赤道直下であるため日差しが強烈です。しかも白い雪に反射されてさらに強力となって皮膚に襲いかかります。ホント日焼け止めはマストです。そして僕は諸事情により日焼け止めを塗るのをサボってしまい、顔の皮膚が焼けただれたようなひどい有様になったのでした。。顔にゴシゴシとクリームを塗りたくるシンを見習わなかったことを反省。


異国の地エクアドルで美しい景色の数々に出会い、トレーニングも順調にこなし、よ~し、これはいい感じだ~!コトパクシーの山頂では絶景が俺たちを笑顔で待っていてくれるぞ~!

この日の晩12時の出発に向けて期待に胸を膨らませるのでした。

そしてそこには予想以上につらく厳しい道程が待ち受けているとはこの時は知る由もありませんでした。

(続きはシンより)
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by whartonjapan09 | 2008-01-14 08:54 | タク

Tie (タク)

タクです。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

これはとある会社の社訓なのですが、僕はこの言葉がとても気に入っています。これほどPositiveで自分を鼓舞し続ける言葉はないなぁと思い出すたびにアツくなっています。

そもそも、MBAを目指してこの場に来た先輩や仲間、これから続く後輩たちも、自ら機会を創り出しだメンバーであると思います。そしてその機会によって自らを変えた人、変えようとしている人がいます。MBAにかける思いは人それぞれですが、僕たちは自ら機会を創り出した仲間であると言う共通項でつながっています。

a0106603_2253699.jpg昨日はNYに日帰りで出向き、Football経験者の会 - クリスマスパーティ in NYに参加させてもらってきました。これは母校Football部の永遠のライバルである関西の某Football強豪校で一時代を築き、今はNYで自らのファンドを立ち上げ大活躍されているH氏らが中心となって運営されているFootball愛好会で、それこそ銀行や商社の駐在員、現地でJVCの立ち上げに関わっているメーカーの方から某テレビ局の特派員、大学の客員研究員、国際弁護士まで様々な人の集まりで、同じFootball経験者でもここまでバラエティーがうまれるものかと言う程人種のるつぼでした。

タイムズスクエアから程近いビルの広すぎる一室を貸し切って開かれた家族も参加するにぎやかなパーティのその場でまず思ったのは、母校のFootball部出身者だけでなんとNYに5人、全米でも10人以上はいること(20人?もっと??)。日本から海外に出て行っている人も何十人単位でいて、しかも各業界で活躍している人が数多くいることを改めて実感。Networkingと呼ばれる人脈作りに関してはこれまであまり意識して行ってこなかったのは、それがなくとも同じ釜の飯を食った仲間を通じ、多くの人と出会える機会に恵まれていたからであり、むしろ自分自身で開拓していく意欲が低かったことは反省すべき点だと感じました。

そしてそれ以上に感じたのはその場に集まっている、失礼ながらだいぶ「おっさん化」が進行している人々が大変エネルギッシュであること。そしてみんなに共通するのが日本では得られない経験を得るために自ら機会を創り出した人々であるという点です。駐在員は海外に出ることを最終的に「与えられた」人とも言えますが、それでも「変化」をいとわずむしろ積極的にTakeしていくメンタリティーを感じました。

そしてH氏と話していて飛び出した発言が「今世界に羽ばたいて花開いているFootball経験者が数多くいる。これまでは個としてそれぞれ各自ががんばってきたけれど、そろそろ横のつながりを意識したらもっといろんなことできるよね。」H氏は某銀行勤務を経てNY SternでMBAを取得し今の世界に飛び込んだわけですが、彼の類稀な才能と努力でここまでこられたのは間違いありません。しかしそんな彼が自分だけでなくもっと大きな視点での取り組みについてさらっと言ってのけるあたり重みがあります。

これまで自分を高めることに主眼を置いてきましたが、真の自己実現は自分ひとりでは成し得ないことを得意の再確認。自分を高める努力と人と喜びを共有するハートの両方が大事だなぁ、そして自分は恵まれた環境が与えられておりこれを活かさない手はないなぁ、と思わせてくれるひと時でした。
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by whartonjapan09 | 2007-12-23 02:41 | タク

IMI (タク)

タクです。

最近テレビでFootball選手が空港の金属探知機に何度も引っかかるESPNのCMを見たことありますか?

その選手は現在NFLのIndianapolis ColtsでPlayするキッカーのAdam Vinatieri。一昨年のシーズンまでNew England PatriotsでPlayしその後Coltsへ移籍。Super Bowlで劇的な逆転フィールドゴールを決めたりと、これまで何度もチームをきわどいところで勝利へ導いた勝利の請負人です。金属探知機に何度も引っかかるのはSuper Bowlで勝利した選手のみに贈られるチャンピオンリングをたくさん持っていることを示しています。

AdamはNFLでのSuper Starであると同時に、現役でPlayする今では唯一の僕のNFLE時代のチームメイトです。当時彼はNFLからはチャンスを与えられず、NFLの一軍半程度に相当するNFLEでPlayしていましたが、他の選手の例外に漏れず、異国の地であるヨーロッパで、しかもFootball = SuccorでありAmerican Footballの知名度がそれほど高くない土地でPlayすることに少々DiscourageしているPlayerの一人でした。確かに大体5万人以上収容できるスタジアムにお客さんは毎回たった2-3万人。好カードでなんとかいっぱいになるという状況では、母国アメリカでスタジアムを埋め尽くす熱烈なファンとともに育ったアメリカ人選手達には相当物足りなかったと思います。とは言えその中でもさらにダラッとした感じのAdamに当時の僕は「なんかいい加減でイマイチなやつだ」と言う認識でいたのですが、後日談を聞いてびっくり。

彼は普通にNFLに昇格したわけではなく、自分のいいPlayや長所を捕らえた映像をNFLのすべてのチームに送付し、コーチに自分の熱意をこめたレターを書き、最終的にPatriotsに採ってもらうことに成功したらしいのです。通常選手はListに載せられていて、各チームのコーチはその中から人選をしていくわけで、しかもAgent機能が発達しているこの世界では選手が独自に働きかけることは稀(ひょっとするとタブー?)でした。しかし、彼はその通常のルートにのってただチャンスが来るのを待つだけではなく、人と違ったアプローチで道を切り開いたのでした。そして道を切り開いただけにとどまらず、与えられた数少ないチャンスを次々と物にし、数々の偉業を達成したのです。

自分でチャンスをつかみに行く姿勢と、チャンスに気付き、それをしっかりと掴み取る準備を日頃から欠かさず行っていた彼からは学ぶべきことがたくさんあります。僕は彼がテレビに出るたびにこのエピソードを思い出します。

a0106603_1531691.jpgそうして、この半年間を振り返ってみて、ふと、、、「俺ってどうなの?」「俺って今本気か??」「俺って何かに全力か???」と自問自答。

長時間机に向かっているものの、何かを貪欲に吸収してやろうという意欲が少なく意識散漫な自分、、、(Study Roomの住人、「オッサン」ナイス!)。課外活動に激しくうって出て新しい世界をどんどん開拓しよういう気合のない自分、、、(ゴルフに手抜きなし、「Shu」ナイス!)。家族のために力いっぱいエネルギーを注ぐことをしていない自分、、、(手料理もいける、「Ted」ナイス!)。

そう、いつか誰かが刺激を与えてくれるだろうと受身の自分を形成し、すべては自分次第であるという大事なことをどこかに置いてきてしまっていたことを再認識。

そんな中過去のメモをパラパラ見ていると、以前コーチから聞いた言葉に目がとまりました。

本気ですればたいていの事はできる。
本気ですれば何でも面白い。
本気でしていると誰かが助けてくれる。

裏を返せば、できてないことは本気でやってないこと。面白くないことは本気でやっていないこと。助けがほしいと思うことは本気でやっていないこと。と言うことでしょうか。

ちなみにこの「本気」の話を聞いたときはもっともっと前向きな話でした。

「自分の本気のすごさを忘れちゃあいけないよ。ホントすごいから。そしてそんな本気の自分には不思議とみんながついてきてくれる。」

そんな内容でした。その人がアツい人で、これを実践してる人達がまたアツい。しかし今の僕は、、、ただ暑苦しいだけです。

そんなこと言ってる間に2QのFinal Examsが始まってしまいました。これが終わると2年間の授業の1/4が終わり冬休みに突入です(Tedに言われてびっくり!)。後悔してる余裕なんてないですね。がんばろう!
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by whartonjapan09 | 2007-12-14 15:39 | タク

Encounter (タク)

タクです。

再度Management of People at Workでの授業のワンシーンについて書いてみたいと思います。

2Q最後の授業は、アメリカで1999年に航空業界に新規参入し、以来急成長を遂げているJetBlueのCEO、Mr. Mike Bargerを招いての授業でした。同社は十分な資金力を背景に、新しい機体をリースではなく積極的に購入し、僻地へのルートを上質のサービスとともに低価格で運営する、通常では想像しがたいBusiness ModelでSuccess Storyをなしえた会社ですが、そのCEOがずばり、「われわれの成功はHuman Resourceにある」と言い切ったのは、授業の趣旨を踏まえたリップサービスの分を差し引いても、見ていて大変気持ちよかったです。

今回うちのLearning Team「Ichiban」はSkitを担当し、みんなの前で寸劇をやることに。しかし!なんとうちのチームの男性陣3人は平均185cm/100kgを軽く超えるマッチョメンバー。ちなみに僕は現在189cm/95kgで細身に分類されます。サイズのおかげかクラスからは暖かい拍手と非常に軽い笑いを頂戴することができました。そして僕が今回のGuest、Mike役をやったこともありますが、そのMike本人が授業の後近くのStudy Roomにいる僕を見つけてわざわざやって来てくれて「今日のSkitは面白かったよ。僕の役をやってくれてありがとう。」と気さくに話しかけてくれたりと、若くして成功していながらその親しみやすい人柄に「自分の会社の社員はうちの会社を愛してくれて、みんなずっと働きたいと言ってくれる」と誇らしげに話す彼の姿がとてもすがすがしく映りました。

a0106603_0472234.jpgちなみにこのManagement of People at Workを担当してくれている教授はProf. Katherine Klein。実は僕は正直彼女があまり好きになれませんでした。これといって際立って気に入らない部分があるわけではないのですが、女性ならではの繊細で尖った感じがガサツな自分に合わないからなのか、ちょっと違う何かを感じ、授業のとり進めなどでもなぜか違和感を感じていました。他の一部のクラスメイトも同様の感情を持っていたようですが、それが具体的に何かはわかりませんでした。

そのKlein教授が今回の授業の最後に「じゃ、最後に一言。」と僕たちに語ってくれたのは以下のようなものでした。

「あなた達は自分のキャリアを中断し新たなチャンスを求めここに来た。あなた達は優秀だ。学歴も申し分ない。エネルギッシュで向上心も強い。そしてまだまだ若い。あなた達の未来は明るくひらけている。」

「でももう一度、自分が”本当に”何をしたいのか、ここでしっかり考えてみてほしい。これからは様々な状況に置かれることがあると思うけど、どんな時にでも自分が求めるものとは何かをね。」

僕はこの言葉に思いがけずジーンと来てしまいました。「どうせアメリカ人の教える人のマネジメントなんて建前ばかりで最後は金だろ。」くらいに先入観と共に斜めに構えて見ていた自分が恥ずかしくなり、同時に彼女に対する印象が180度変わってしまいました。

そして今日は乱入者が多い日なのか、またしてもStudy Roomで一息ついていると、今度はそのKlein教授が突然部屋に入ってきて、「タク、あなたにはもっと授業で話してもらいたかった。せっかく議論を深めるアイデアを持っているのだからそれをもっと出してほしかったわ。ま、また次の機会にね!」と。今まで廊下ですれ違っても会釈をする程度で1対1で話したことすらなかった彼女が、あの狭いStudy Roomにわざわざ入ってきて話しかけてくれたのにも驚きでしたが、数少ない僕の意見をお世辞9割とは言え興味深いと言ってもらえたのは本当にうれしく思いました。

ただしそれと同時に残念ながらClass Participationはやはり低めの評価を頂くことを覚悟したのでした。。。

みなさん、とうとう雪が降り始めましたが寒さを跳ね飛ばし、テストに向けて適度にがむばっちゃいましょう。
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by whartonjapan09 | 2007-12-07 01:00 | タク