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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


A New Year, A New Semester, A New Me (Ted)

Tedです。

改めまして、新年明けましておめでとうございます。
そして、Spring Semester始まりましておめでとうございます。
(別にめでたくないか。。。)

まだ始まったばかりではありますが、Spring Semesterのコアを一回ずつ受けてみた感想。

Fall Q2以上に、今までのコアの授業の集積が活きているのが感じられ、やっとここに来て『MGEC、STAT、ACCT、MKTGの知識はこういう風に当てはめていけばいいんだぁ』と、ある種の快感さえ感じられるようになってきました。『各教科が一つになり始めている』とでも言えばいいんでしょうかね。。。

また、facultyについても、Fall Q2よりも個人的にはるかに気に入っているというのもあるかもしれません。

BPUB/LGST621はHunterというオーストラリア人で、しゃべるペース/授業のピッチは速いですが、ポイントが明快だし、生徒からの疑問質問意見を裁くのもうまいと思います。MKTGのDavid Bellをまじめにした感じ、でしょうか(:英語のアクセントが似ているだけ?)。ACCT622のIttnerも、cost accountingという本来つまらなそうな授業を、なかなか面白く感じさせてくれています。ケーススタディの解説も、自分の豊富な経験に基づいたエピソードや見解を示してくれて、なかなか興味深いです。声も大きく語り口も軽快である点も気に入っています。OPIM631のLee教授も、過去携わったコンサルプロジェクトの経験談を交えながら話すので、無味乾燥になりがちなsubjectが潤います。FNCE601、602はそれぞれKaufold、Zinという教授で、AllenやSiegelのような名物教授ではないのですが、でもなかなか分かりやすく『丁寧』な講義で、小生のような回転の遅い脳みそにとても優しい感じがしました。

というわけで、lecture styleや雰囲気作りというのは、audienceの興味を駆り立てるのにとても重要だな、と再認識。留学する前に、銀行の新入行員の新人研修講師を務め、計17日間20数名の新入行員からなる『クラス』を受け持ちましたが、その際、『人に教える』『共通の雰囲気を作って集団を率いる』ことについて悩みながらやりました。他に研修講師は20名いましたが、同じmaterialを教えるのに、講師によって様々な工夫を取り入れていて、大変刺激になりました。また、講師によって受け持つクラスの『カラー』がだんだん醸成されていくのが見えて、『リーダーの雰囲気って集団に伝染して、集団内の各人の持つカラーと化学反応を起こし、そして各人同士が更に化学反応を起こしあって、集団の方向性/カラーが出来上がり、各人が影響されていくんだなぁ』と思ったものでした。

---ポジティブな、プラスなエネルギーを発し、良い化学反応を起こす---

そんな気持ちで、気持ちを入れ替え、Spring Semesterスタート。
by whartonjapan09 | 2008-01-10 09:47 | Ted
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