Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
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日本人で良かった(Ben)

先日、Sports Business Clubの企画(Negotiationの授業とのジョイントの企画)でArn Tellemの講演を聴きに行った。TellemはScott Borasなどと並ぶ、アメリカの大物スポーツエージェントの1人である。私が大学生の頃にスポーツエージェントにあこがれて色々と本を読んでいた際、最初に覚えた名前がTellemだった。

講演はNegotiationに関するもので、彼がこれまで大物アスリートの代理人としてどういった交渉をしてきたのか、エピソードを交えて語ってくれた。

特に印象的だったのは、Norma Garciapara(MLBの選手でオールスター6回選出のスーパースター)を代理してBoston Red Soxと契約延長の交渉をしていた際、Red SoxがGarciaparaの残留を望んでいると伝えながら裏でGarciaparaと同じポジションだったAlex Rodriguezを獲得しようとしていたことが判明したというエピソード。Tellemは「契約交渉において最も重要なのは信頼関係だ。それが破壊されたら交渉はできない」と語っていた。

他にもMLBのAlbert BellやJason Giambi、NBAのKendall Gillなど、スーパースターの契約交渉に関する話題がたくさん語られ、会場は多いに盛り上がったが、Tellemが講演の最後に一際時間をかけて話をしたのは松井秀喜選手の話だった。松井秀喜選手の代理人でもある彼は(ちなみに、松井稼頭央選手や井川投手の代理人でもある)、「HidekiはTrue Athlete。 Samuraiで、humble。Integrityがあるすばらしい人物だ。彼の代理人を勤めたことは、自分の代理人のキャリアを大きく変えてくれた("career changer"という表現をしていた)」と語った。

300人を超す学生が集まる中で、アメリカの超大物エージェントが、MLBやNBAの他のスーパースターの誰よりも松井選手を称えた。そのことで、アメリカに来て初めて日本人として誇らしい気持ちになった。

講演後、Tellemに名刺を渡し、自分も代理人の駆け出しであることを伝えた。Tellemも日本人の選手をより多く代理したいと考えているそうで、かなり興味をもって私の仕事について質問をしてくれた。最後に彼に「いつか一緒に仕事をしたいね」と言って分かれたが、近い将来、日本人プロ野球選手のMLB挑戦を彼と一緒にサポートする可能性は決して低くない。それが実現したとき、「Whartonでの講演で話したね」と伝えられたらさぞ楽しいだろう。
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by whartonjapan09 | 2007-11-14 05:59 | Ben
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