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Wharton MBA (Class of 2009) 有志による「刺激」を共有する場
by whartonjapan09


Feedback (Ted)

Tedです。

Q2が走り始めて一週間が過ぎ、新科目/授業を一通り体験。私は特にwaive/accelerationをしておらず、electiveも取っていないので全てbasic科目ですが、Q1の科目たちが『企業のおかれているマクロ環境、データの理解』といったイメージだったのに対し、Q2の科目のテーマは『組織におけるリソース、人材の最適配置、管理』といった感じでしょうか。

先日、learning teamの各メンバーがそれぞれ他のメンバーのleadership, teamwork能力について評価する「Learning Team 360 Feedback」なるものを実施。Onlineのツールを使って、各自が他メンバーそれぞれについて10個の項目について5段階評価とコメントを付し、後日自分の分の評価とコメントがまとめて各自の手元に届く仕組み(コメントは誰が言っているものか分からないようになっていますが、なんとなく文体で分かる場合があります。。。)。私は、(自己主張の強い人間の集まる)米国のビジネススクールにおいてこのようなfeedbackを皆当然のように行うものなのかと思いきや、以外にも評価締め切りの前日、一部チームメンバーから『これ、相当時間喰うな。みんな忙しいだろうから、時間なかったら俺の評価ははしょっていいぜ』的な発言が出たので驚きました。また、他のチームの様子を後日聞いてみると同じようなことを言っていた人もいたようです。理由はよく分かりませんが、他人の評価及び自分の評価に対するカウンターを積極的にしそうな文化がありそうなのに、以外でした。
そんな中、自分の評価の中身を見てみると、ほぼ予想通り、『チームのため時間は割くし、課題にもちゃんと取り組むけど、主張が弱いときがある。いいアイデアを持っているので、主張すべきだ。また、課題に取り組む際のenthusiasmが他のメンバーに比べ弱い』的なコメントが返ってきました(:表現はもうちょっとスマートでやんわりしてますが)。言い訳はしたくありませんが、おそらく他のメンバーに比べ年齢がいっていること、アマノジャクなので、とある方向にチームの議論が加速度的に進んでいくと『ちょっと待てよ、それでいいのかなぁ。。。』と自分の中でブレーキを踏んでしまうこと(=盛り上がりに欠ける)、またどうしても『これってあくまでも学校の課題であって、そんなにcriticalじゃないよな。。。』と心のどこかで思ってしまっている点です。もちろん日本に育った文化の違いや、元来の性格もあると思います。でも真摯に受け止めるならば、今後enthusiasticにミーティングに参加し、思った発言をする、ということを心がけようと思います。あれ、でもこれって3ヶ月前にやろうとしていたことじゃなかったっけ。。。?

私の好きな言葉に「Cool head, Warm heart」というのがあります。ここ数年の仕事柄、あまりにもcool headになろうとし過ぎていて、heartを忘れがちになっていました。授業でもleadershipの要素の一つとして「passion」がよく挙げられます。人間、すぐに変わるものではありませんが、両立を意識して行こうと思います。
by whartonjapan09 | 2007-11-04 00:11 | Ted
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